19 Kudo House ページ20
沖: おや、Aさん。そんなところで突っ立ってないで上がってください。お茶出しますから。
先日は聞かなかった沖矢昴の口調。
苦笑いしかできない。
A: おじゃましまーす。
玄関広!?
部屋多い…
A: こんな広い家で1人って贅沢極まりないわね。
沖: 僕1人には勿体無いくらいですよ。広い書斎には本がたくさんありますしね。
2人きりなのに口調は変えないのか…
A: はい、頼まれたマリネとピクルス持ってきたわよ。お店に出してるやつだからあまり他所で食べさせないでね。
頼まれた物とはお酒のつまみ。
沖: ありがとうございます。1人の晩酌のときにいただきます。
沖矢さんが持って来たコーヒーを飲む。
これどこのコーヒーだろ…
A: それから、安室透が毛利小五郎の弟子になったらしいわ。どうやら狙いは志保ちゃんのようね。
赤: 彼ならそこまで周りに危害を加えるようなマネはしないだろうがあまり大胆に接触するなよ。
例の変声機のスイッチを切って赤井ボイスに戻った。
A: 分かってるわよ。1度ポアロには行ってみようと思うけどね。
ただの客としてなら問題ないでしょ?っと言い再びコーヒーをすする。
A: にしても本当に広いわね。もともと家族暮らしの家なんだし私1人くらい増えても…
赤: ここに住む気か?俺は構わんが。
A: え?
赤: 掃除も2人なら楽だろう。ここならお前の店も近いし。
A: いやいやいや…でも、その通りよね…食費だってさらに安く済むし…
普通なら悩むとこじゃないだろうけど、実は最近生活がカツカツなのよね…以前ストーカーとかあったし。(1発蹴りいれて解決したけど)
A: 分かったわ。私、引っ越す!
世間の皆さん。許してください。これも捜査のため!!
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作者名:リツカ | 作成日時:2016年8月29日 23時