＃103 ページ5
S「智くん、家に送る感じでいいのかな？
それとも…飲み行く？」
「今日は帰る。ごめんね、しょーくん」
S「わかった」
Aちゃんを森山の家に送り届けて、翔くんと2人になる。
何も聞かない翔くん。
きっと色々気になってんだろうな(笑)
でも、おれから言えることは何もない。
おれだけに聞こえるように呟いたAちゃん。
彼女の声が今でも頭に響く…
『先生…好きです。
今日、本当に会いたかった…』
何度も何度も繰り返される声。
何も言わずに彼女を抱き締めることしかできなかった。
ずりーな…ホントにずるいやつ。
祭りのとこでニノから写真が送られてきて…同世代の男と並んでいる彼女の姿に、心が押し潰されそうで…ガラにもなく隣に立つ男に嫉妬した。
2人で来たんか？一昨日会ったときには何も言ってなかったのに。
なんて、彼女を責めるようなことを考えたり…
その一方で、別におれは彼氏でもなんでもねーんだから嫉妬するのはおかしい。
なんて、冷静になれるよう自分に言い聞かせたり…
なんてことを考えながらも頭の中は彼女で一杯で、彼女に会いたくて仕方がなかった。
翔くんが声をかけたサッカー部の連中の中に、写真の男を見つけたときには、2人で来たわけじゃなかったんだと、心底ホッとして。
澪と2人にさせてあげようと気を効かせたつもりの翔くんにイラッとしたけど。
澪と話すいい機会だと思って、2人で人の賑わうところから少し離れたところに座った。
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Haruno(プロフ) - ゆうもも☆様…コメントありがとうございます！立花先生、まだお別れに納得してませんからね…皆さまに楽しんで頂けるよう、妄想に妄想を働かせ(笑)頑張りたいと思います！ (2016年11月29日 17時) (
レス) id: 8a2baf9fbe (このIDを非表示/違反報告)
ゆうもも☆(プロフ) - はじめまして！んー立花先生が気になります。絶対何かやらかしそうな感じ。不気味だなぁって………。気持ちが通じてるけど、まだ高校生だもん。揺さぶられそうで……。次回を楽しみに待ってます！！ (2016年11月29日 16時) (レス) id: 4bb7c760d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno*
| 作成日時：2016年11月14日 2時
