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7話 ページ8



日向にまた部活で、と言われてしまったので私達は体育館に来た。


「あ、谷地さーん!古見さーん!午後の英語の小テストさっき教えてもらったとこ出て三分の一も点取れた!」


「わぁ…!」


「「わっひょーい!」」


わっひょーい…?2人とも凄い喜び方するな。


「日向くんすごーい!」


「日向でいいってば!」


「日向すごーい」


「へへっ!すげぇだろ!」


相変わらず陽キャにはついていけない…というか、何気に仁花も陽キャだし……先に更衣室行っとこ。
そう思い先に行ったら仁花に先に行くなと怒られてしまった。
まあ今回は先に行ったウチが悪いので素直に謝った。


「じゃあ今日は見学だね。緊張しなくていいからね」


「シャチ!」


「あ、でも流れ弾には気をつけてね」


「はっ、はい!」


「君、大丈夫?」


緊張している仁花に金髪の赤ジャージを着た人が心配そうに声をかけてくれているが仁花は完全に怯えきってしまっている。


「ヒェッ…」


…仁花、これはまた何か考えすぎてるな…なんかブツブツ言ってるから心の声地味に漏れてるし。


「あの、一応俺コーチなんだが…」


コーチの言葉を聞いた瞬間、仁花は青くなっていた顔を更に青くさせ土下座した。


「すみませんでした!!!」


「えっ!?」


「仁花…土下座まではしなくていいと思うよ〜」


そんなこんなで練習も後半に差し掛かってきた。仁花はバレーの練習をじっと見ている。
男バレのスパイクとかは迫力が凄いからびっくりしてるのかな。

すると、ブロックに当たったボールが凄い勢いでこっちに来たのでキャッチしようかと思ったが、日向がこちらに走ってくるのが見えたのでキャッチするのをやめ、仁花の肩を抱き1歩下がらせた。

すると、日向がジャンプしてレシーブでボールを取った。
……凄いバネ。だからスパイクも強いんだろうけど、なんだかちょっと羨ましい。


「日向ナイス!」


「すみませーん!」


「大丈夫?」


と、清水先輩が話しかけてきた。


「あっ、はい!体育じゃないバレーこんなに近くで見るの初めてでして、凄い迫力です」


「うちは攻撃力なら県でもトップクラスだと思うよ」


「へぇ……」


そうやって仁花と清水先輩が話しているところを見ているのか坊主頭と背の低い人がふわふわしだした。
すぐにコーチに怒られていたけど。

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設定タグ:ハイキュー , 烏野 , HQ   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 紫月さん» コメントしてくれてありがとう。この作品を作ったのは愚痴とかの意味もあるけど、自分みたいな考えの人がいるのかどうか知りたいなって思ったのもあるんだ。だから別に偉そうじゃないし気にしなくていいよ!(あと、ハイキューに手を出してみたかったのもある…) (2021年4月25日 11時) (レス) id: a3e07da17b (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 祝っていいかどうかわからないけど、新作おめでとう。この物語を書いて、愚痴をばらまければ、ストレスをばらまければ、いいと思うよ。偉そうな事言ってごめんね。 (2021年4月25日 7時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年4月25日 7時

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