三十話 ページ39
真冬「...もう、無理か」
真冬がポツリと呟く。
何が無理なの？
そう思って、怖いけれど真冬の顔を見る。
ｷﾞｭｯ
なぜか、真冬の腕の中にいた。
安心する...
でも、外からは皆の悲鳴が聞こえる。
助けないと...
真冬「助けられないよ、僕たちは弱いもん」
それでも、私が死んで良いから...
真冬「死ねないよ、僕たちは運命共同体...一蓮托生だもん」
なんで？
私は人間だから死ねるよ？
真冬「死ねないよ、僕たちは"神様"だもん」
その声で、ハッとする。
神様...？
真冬「そう、神様。
僕は"闇や死"の神様。
そして、
"時"の神様」
そう、か...
『思い、出したよ...
あはは...
私たちに、終わる選択は無いんだったね...』
目から小さな水の塊が頬を撫でた。
真冬「このまま...
皆と離れるのは僕も嫌だ。」
『私も嫌だ。』
「『だから...』」
私たちの中で最強だった筈の要の声が、聞こえた。
「『後世で...来世で、会おう...』」
私と真冬は力を全体にフル活用した。
人々に、世界に、宇宙に...
「『さようなら』」
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子狐(プロフ) - 闇は?の続きが凄く気になる...wこれからも頑張ってください!!(*^_^*) (2019年1月24日 23時) (
レス) id: 534cde5013 (このIDを非表示/違反報告)
Peach - ＼(＾ω＾＼／＾ω＾)／イェイ (2018年12月1日 19時) (レス) id: d478deeb02 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜夕莉 - ＼(＾ω＾＼Ξ／＾ω＾)／イェイ！イェイ！ (2018年12月1日 11時) (レス) id: 2f277679f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2018年8月8日 13時
