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「じゃあ、次僕ね〜」
はーい、と幼い子供のように手をあげる少年に視線が集中。
「ブルーク･フライシュでぇす
皆には
眠そうな伸びた声色に隣にいた少年が笑みを浮かべた。
「ごめんなさい、Broooockが。
俺はBroooockの従者のきんときです」
涙袋が特徴的なきんときはそう言い頭を下げた。
shr「じゃあ、一応。シャークん･ゲバルトです」
sm「シャークんの従者のスマイルです」
どうも、と軽く頭を下げたスマイル。
これで全員。
次は、兄さんの番だ。
ni「トラゲーディエ･Aの従者、兄さんです。
あー、軽い口調でいかせてもらうんやけど...」
nk「嗚呼、構いませんよ」
ni「ありがとう。宜しく」
兄さんの挨拶が終わると、ゾムは「手伝うで？何すればええ？」と首をかしげた。
kin「あー、それ...申し訳ないですけど思っていたより早く終わって、やることないんです」
ゾムと兄さんは目を丸くする。
そんなに早く終わるものではないと思っていたからだ。
それこそ、夕飯時までかかると思っていた為、豆鉄砲食らった鳩のような表情をしてしまうほどに驚いている。
br「あはは、凄い顔してる」
Broooockが満足そうに笑う。
zm「お、俺らどうすればええんや...」
久しぶりにあったから沢山話したい。
でも、用がないなら帰った方がいいのかもしれない。
そんな迷いがゾムの瞳に写る。
兄さんはそれに気がつき、Nakamuの側へ寄る。
nk「どうかしましたか？」
ni「少し、耳を貸してくれへん？」
Nakamuが不思議そうにしながら耳を傾けると、兄さんからボソ、とゾムが迷っていることを聞かされる。
Nakamuは兄さんが何をしたいのか、直ぐに気がついたようだ。
nk「ゾムさん」
zm「ぅえっ、な、なんや？」
nk「時間があるんだったら、お話しませんか？」
Nakamuの提案にゾムは目を輝かせる。
kr「いいね、久しぶりだし積もった話が沢山あるし」
ゾムは「ええ？」とキラキラした目のまま兄さんを見上げる。
ni「俺はええで」
zm「よっしゃ！話そ！」
子供のようにはしゃいでる姿を見て思わず安堵のため息がこぼれる。
いつも身内の前ではどこか緊迫した表情を浮かべていた。
此処まですっきりとした笑顔を見るのはいつぶりだろうか。
どこか安心している兄さんに気がついてか、きんときとスマイルは目を合わせ兄さんに目をやっては微笑ましそうに目を細めるのだった。
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ぽっぷこーん(プロフ) - 神作ありがとうございます。29話、やっぱ、置きとったんかの所起きるですね (2021年10月12日 19時) (
レス) @page29 id: 23b3a74ded (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 初コメ失礼します！私もその曲好きです！最近知ったのですがこういう悪役令嬢の話をよく読んでるので他の曲より歌詞がグッときますよね！これからも頑張ってください！ (2021年4月10日 22時) (レス) id: 409dd9da63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年2月14日 0時
