93回 ページ43
gr「ふむ。特に他はない。下がって良いが、どうする？」
グルッペンさんはそう言ってから自分を見てきた。
断りをいれても良いが、ミナツドからの目線が痛い。
ぴくとをちら、と見ると心配そうに此方を見ていた。
...まぁ、くられ先生が言った言葉も最もか。
振り返ると「帰るのか」とグルッペンの残念そうな声が聞こえてくる。
しかし、それを無視してぴくとの隣に立つと一瞬ざわつく。
tn「あー、戻らん、っちゅーことか？」
トントンを見て頷くと「そ、そうか...」と驚いた声が聞こえた。
長くの間、皆が話していたが話し終わったのかバラバラと別れ出す。
ミナツドは自分の元へと走ってくると周りを囲んだ。
m「本当に...本当に、忘れちゃったの？」
不安げな瞳が揺れている。
困ったように笑って見せれば、Mくんは口を閉じた。
ma「まぁ、今から作っていけば良いんじゃねーの？」
zs「まぁ、忘れてしまったものは仕方ないしね」
二人はそう言い、まっちゃんは続けて「とりあえず飯食おうぜ、飯」と用意され始めている食事を指で指す。
顔を合わせてからぷっ、と吹き出し「行くか」とまっちゃんを追う。
te「わーい、お菓子ある！」
甘いものを見つけて口に放り込むてんてん。
rk「ちょっと、てんてん迷惑でしょ」
te「えぇ、
ほら、とてんてんが出したケーキをKCが頬張る。
kc「え、何これ！うま！」
知らない、と言いKCは男に駆け寄った。
男はKCを見てクスリと笑ってから「最近仕入れたんやけど、喜んでもらえて良かったわ」と言った。
「他にも沢山あんで？順々に食べていき」
男がそう言うとKCは何度も首を縦に振ってから嬉しそうにこっちに戻ってきた。
kc「新しく仕入れたんだって！」
ke「そりゃ初めて食べるわけだね」
ケイタもつまんでは美味しそうに頬を緩ませた。
t-t「たくみ、おいで」
手で招いてくる。
近寄るとTつぐは手に持ったフォークを自分の口に突っ込んできた。
変な声が出てしまうが口の中で広がる甘い味。
t-t「どう？美味しい？」
Tつぐは悪戯げに笑ってくる。
口を動かし中身をなくしてから『美味しいね。まぁ、甘いのあまりだけど』と答えると「そういえば...」と苦笑いを返された。
皆がそれぞれ食事を取っているのを見ていると遠くからぴくとが此方に手を振ってるのが分かる。
辺りを見渡して自分にやっていると理解してから手を振り返すと手招きされた。
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月見団子(プロフ) - 次は何が起こるのかとワクワクしながら読んでます！無理をしない程度に更新頑張ってください！ (2020年12月9日 11時) (
レス) id: aa4c938491 (このIDを非表示/違反報告)
ラリー - 好き()神か?あ、神か。(確信)いや、神以上の神(?)更新頑張ってぇ!! (2020年12月3日 22時) (レス) id: 4e3832928c (このIDを非表示/違反報告)
pinatu(プロフ) - めっちゃ面白かったです、クリーパーの物語って初めて見ましたこれからも頑張ってください完結楽しみにしてます (2020年12月2日 1時) (レス) id: 6584cbaedd (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 出れたら皆の元に帰ると思って読んでいたので、選択肢はなかったと言うところで変な声がでました。ありがとうございます。 (2020年11月29日 23時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ミサ軍曹(プロフ) - カレンちゃんがemさんに何かした？ (2020年11月27日 7時) (レス) id: fbd0d9a368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2020年11月16日 21時
