家 ページ21
貴女side
貴女「ただいまー」
家に入ると１階には誰もいなかった。
リヴァイは自分の部屋かな。
貴女「とりあえず、リヴァイに声だけかけるか。」
階段を上り、リヴァイの部屋に行くとリヴァイは勉強していた。
貴女「ただいま！」
リヴァイ「ああ、おかえり。」
貴女「優等生君、学校のお掃除はどうだった？」
リヴァイ「チッ...もう思い出させるな...あんな汚ぇ場所...。」
貴女「相当だったんだね...お疲れ様(笑)」
リヴァイ「お前はどうだった...？」
貴女「うん！？あぁ、えっと...楽しかったよ！」
ベルトルトのことを思い出して動揺してしまう。
リヴァイ「何慌ててやがる...なんかあったのか？」
貴女「いや、えっと...」
言葉に詰まっているとリヴァイは勉強していた手を止め、私を壁際に追いやる。
リヴァイ「言え...」
貴女「なんもないよ...」
リヴァイ「ほう...」
そう言うとリヴァイは壁にわざと大きな音を立てながら、私の顔の横に手をつく。いわゆる壁ドンだ。
リヴァイ「馬鹿が。お前と何年暮らしてると思ってんだ...嘘くらい見抜ける。何があった、言え。」
貴女「か...彼氏が出来ました...」
リヴァイは大きく目を見開いた。
リヴァイ「チッ...誰だ...」
貴女「ベルトルト...」
リヴァイ「あいつか...」
貴女「うん...」
そう言うとリヴァイは私をギュッと抱きしめた。
リヴァイ「寂しい...」
貴女「えっ...？」
普段聴くことが無い消えてしまいそうな声が私の体に響いた。
リヴァイ「俺はお前のことを愛してる。そのベルなんとかって奴よりな。」
貴女「いや...でもそれは家族でってことでしょ？」
リヴァイ「そうとも限らねえな。」
貴女「リヴァイ...正気？こんなのおかしいよ...兄妹でしょ...？」
リヴァイ「ああ。だからなんだ。」
貴女「いや...も、もういいや...ごめん...勉強中に...」
これ以上、問い詰めても同じ答えやベルトルトと過ごしにくくなるような言葉が返ってきそうで怖くなりリヴァイの部屋を去った。
私ももちろん、リヴァイの事は大好きだけど...
家族だから...それ以上は...
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さる吉(プロフ) - ハーリカさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！m(_ _)m (2017年7月18日 2時) (
レス) id: 0f12173208 (このIDを非表示/違反報告)
ハーリカ(プロフ) - このお話すごく好きです！ずっとニヤニヤしながら読んでます…(笑)続きを楽しみに待ってますよ！(*^^*) (2017年7月18日 0時) (レス) id: d06b543c20 (このIDを非表示/違反報告)
さる吉(プロフ) - ハマってしまった人←さん» ありがとうございます！！すごい嬉しいです(泣)これからもよろしくお願いします！<(_ _)> (2017年7月12日 22時) (レス) id: 0f12173208 (このIDを非表示/違反報告)
ハマってしまった人← - さるきちさぁぁぁあん！最高ですうううう！ずっと応援してます！頑張ってください！ (2017年7月12日 20時) (レス) id: 47288b264f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さる吉 | 作成日時：2017年6月19日 22時
