9 禁止 ページ12
距離をとり、とどめを刺さんと大きく振りかぶり駆ける。
Aのスカートがめくれそうになっ…
｢あ？！何でアイツ隊服スカートになってんだァ？！｣
Aはいつの間にかスカートをはいていた。
｢あ、Aちゃんが、動きやすそうだからちょっと試してみたいってさっき私と交換したんです！｣
甘露寺の顔から下へ視線を下ろすと、ズボンを履いていた。
｢｢てっきりずっとソレを見ていると…｣｣
どうやら伊黒と悲鳴嶼さんは、さっき俺がAの生足ばかり見ていたと思っていたらしい。
｢ンなスケベな目で見る訳ねェだろ！｣
｢巷ではスケベ柱と言われているが。｣ﾎﾞｿ
｢何か言ったか伊黒ォ。｣
｢何も。｣
あんな短ぇスカートで戦うなんざ以ての外。
他の女はどうでもいいがAはダメだ。
他の男が色目使うに決まってらァ。そんなの許さねェ。
ガッキイン！！
！！
カランカラン…。
1本の木刀が地面に転がり落ちた。
｢やったあああ！勝ったああ！！｣
勝者はA。よってAと甘露寺、悲鳴嶼さんらの勝ちだ。
｢ねえさんは凄いなあ。｣
時透が弟面して、Aに尊敬の眼差しを向ける。
｢へへへ、不死川さん！どうでしたさっき？｣
時透に勝ったことを喜び、俺の所へ寄ってきた。
｢そんなことよりなァ、その格好禁止だァ。｣
｢ええ？でも、ちょっとこっちの方が動きやすくて…｣
｢もっと動きやすいズボン作ってもらえェ。｣
｢そんなぁ…。まあ、確かにスースーする感じは慣れないので、ズボンにします。｣
｢おう。それと…｣
｢え？…！｣
｢お前はスゲェなァ。｣
Aの頭を撫でてやった。
隊服の事は少々怒ったが実力はやはり確かだ。
｢ありがとうございます…｣
｢ぐふ…(Aちゃん、撫でられた嬉しさでニヤけるのを我慢してるのが丸わかりで可愛いわ！ちょっと可笑しくて笑いそうに…ダメよ！笑っちゃ！)｣
甘露寺は気づいたようだな。
Aは頭撫でられると喜ぶ。
照れてるの隠しても口角が少しだけ上がっちまってるんだよなァ。そんなとこが愛らしい。
そんな時だった。
｢カァァァ！｣
派手な飾りをつけた生意気な鴉が来た。
宇髄からの伝言で、明日からやっと隊士を時透の所へ向かわせるとのことだった。
時透も明日からの準備の為、解散することになった。
やっと、俺らも動き出す事ができそうだ。
まあ俺やAの所まではまだまだかかるだろうなァ。
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さらりとクマ(プロフ) - 真緒さん» 真緒様！！ありがとうございます！！！不死川さん好きになってくれてうれちい…！作者のことも？えへへ鼻血 なかなか作品出せてない状況ですが一応ゆっくり制作中です是非よろしくお願いします！！ (2022年4月23日 10時) (
レス) id: 8eff2d73b0 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - クマさん！大好きでーす！❤️ (2022年4月1日 13時) (レス) id: f3449b7706 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - こんなにいい作品を読ませていただいてありがとうございます！実を言うと私不死川担ではないのですが（むしろちょっと苦手だった）この作品を読んで好きになりました！これからもクマさんの作品読みにいきますのでコメント見てくださいね！ (2022年4月1日 13時) (レス) @page42 id: f3449b7706 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ - 風柱様むざんたおしたとはいえむりしないでくださいね (2021年11月10日 22時) (レス) id: 3ad59a45e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ - わたしいつもおもうときがあるですりあるでかぜがふくと風柱様の事/// (2021年11月10日 22時) (レス) @page39 id: 3ad59a45e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さらりとクマ | 作成日時：2021年2月3日 0時
