8 一緒に ページ9
実弥さんに接吻され、触れられ、体が熱くてもうどうにかなってしまいそうだった。
そんな時、突然唇が離れた。
「んはっ！、はぁ、はぁ…」
やっとちゃんと呼吸ができた。
私の体に触れていた実弥さんの手は私の頬に添えられた。
「これだけでこんなんになるとはなァ？
キツそうだからここまでにしてやるよォ。」
また意地悪そうに笑う実弥さん。
そういうと実弥さんは私の隣に寝転び、私を抱き寄せた。
「俺は男だからなァ。欲を抑えられなくてお前に辛い思いさせるかもしれねェから我慢してたんだ。それを台無しにすんなァ。」
「す、すみません…」
「望み通り一緒に寝てやる。明日は任務なんだからちゃんと寝てくれやァ。」
「はい…おやすみなさい…。」
「あァ、おやすみィ。」
そういうと私の額に口付けをして実弥さんは目を閉じた。
私のこと考えて我慢してくれてたんだ…
そう思うと実弥さんの優しさを感じ嬉しくなる。
でも、確かに今はこれだけでかなり心臓が持たないけれど、いつかその先も…なんて、考えてしまうのは、はした…な…い…かな…。
さっきのことで一気に疲れて、私はそのまま実弥さんの腕の中で眠った。
･
･
･
夜が明け、先に目を覚ましたのは私だった。
寝返りしたのか、いつの間にか向き合って寝ていたはずなのに、私は実弥さんに背を向けていた。
それでも…
「抱き締めるのが好きなの…？」
体勢が変わっているのにも関わらず、後ろから腕を回され抱き締められていた。
なんか、可愛い。
体勢が変わってまで抱きしめたいなんて…
「ふふふっ」
思わずニヤケてしまった。
まあ、実弥さんは起きてないから「何笑ってんだァ？」
「え…！」
いつの間に起きてたのか！
グイッ
すると、実弥さんによってお互い向き合う形になった。
「はよォ…」
「おはようございます。」
「何笑ってたんだァ？いい夢でも見てたのかィ。」
いい夢、か。
「はい、それはもう！」
「そうかィ。よかったなァ。」
微笑んで私の頭を撫でる実弥さん。
まぁ、夢じゃなくて現実なんですけどね。
それから、起きてまた一緒にご飯を食べ、実弥さんの屋敷で鍛錬をした。
任務の支度をしに実弥さんとは別れ自分の屋敷に戻ることにした。
その道中だった。
「黒城！」
「あ、煉獄さん！」
･････････････
作者から少し
7のお話は注意書きした方がいいんでしょうか…イマイチどこまでセーフか分かってない(分かれ)
9 煉獄さん （映画の余韻に浸りたい方は11話まで読むのをオススメしません！）→←7 布団
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さらりとクマ(プロフ) - snowさん» snow様！大変お待たせしておりました！続編出来次第お知らせしますね！立ち上げだけしてお話までは更新はできないかもですが…。ぜひ、今後も宜しくお願いします！！！！ (2020年11月15日 12時) (
レス) id: 2dfbebf58e (このIDを非表示/違反報告)
snow - 更新お疲れ様です！もう続編間近ですね！早い！!これからも応援しています！ (2020年11月15日 12時) (レス) id: 6289ae6079 (このIDを非表示/違反報告)
さらりとクマ(プロフ) - snowさん» snow様！いつも有難うございます！間が空いてしまって申し訳ないです…！楽しんで頂けるようなお話考えておくので、これからもどうぞ宜しくお願いします！！！！ (2020年11月11日 19時) (レス) id: 2dfbebf58e (このIDを非表示/違反報告)
さらりとクマ(プロフ) - ひまわりさん» コメント有難うございます！いつも読んで頂いて感謝しかないです…！落ち着きましたら、しっかり更新していく所存です！これからも宜しくお願いします！！！ (2020年11月11日 19時) (レス) id: 2dfbebf58e (このIDを非表示/違反報告)
snow - 更新お疲れ様です！クマ様のお話が1週間も読めないなんて…土曜日楽しみにしております！実習頑張ってください！ (2020年11月9日 19時) (レス) id: 6289ae6079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さらりとクマ | 作成日時：2020年10月19日 1時
