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大きなお弁当を白龍とAが出してきた。
以前にも船の上で昼食を振舞ったように、今回も2人とも用意する気があったようでどうせなら一緒に作ろう！と仲良く作った。
アラジンはパチパチと手を叩きワーイ！と喜び、モルジアナも驚いたようにその美味しそうなお弁当を見る。
(何がワーだよ……アイツら…俺の事なんてすっかり忘れてる……？)
「あっ、でも……
そう言えば、正直皆さんは「あの人」のことをどう思っているんですか？」
「？「あの人」って誰だい？」
モグモグとドーナツやおにぎりを食べながら白龍は聞いて、アラジンも食べながら首を傾げる。
「そりゃあもちろん……
アリババ殿のことですよ！」
「！！！」
パアッとアリババは壁に耳をつけたまま笑顔になる。
そしてドキドキと言葉を待つが……
沈黙の末アラジンが口を開く……
「ああ……アリババくん……ねぇ……」
(んっ？？何？アラジン、その気のない返事……)
「アラジン殿もA殿も、正直かなりのアリババ殿びいきでしたよね？」
「フフ……そうかなぁ？まぁ……僕が地上に出てほぼ最初にあった人だから……なんとなくねぇ。」
(えっ、そうなの！？)
『君は王になるだろう！』
『僕は君が大好きなんだ！』
「ちょっと！それで言ったらアリババより私の方が最初にあったじゃない！私の方が好きだよねっ？♡」
(な、なんだよその問いは！？！？！)
アラジンを抱きしめて可愛くそう聞くA。
「もちろんだよ！！初めからAさんの方が好きさ！！」
「やーん！良かったあ〜っ！私も〜っ！」
うふふ……きゃっきゃ……
(な、なんなんだよAーーーー！！！)
「ほ、本当に仲良いんですね、お二人共……Aさんはどう思ってるんですか？アリババ殿のこと。」
「！！」
「えぇ？私ぃ？私はぁ……え、何とも……(真顔)
けど、今は「ともだち」って言っちゃったし？アラジンが仲良くしてるから？？まあ、一緒にいるけど？？？」
ガーーーンッ！！
アリババは壁に爪を立て、ズズズ、ズズズ……と下に落ちるように力を抜いた。
「でも、、こう、、長く付き合ってると見えるものがでてくるっていうかあ、、、」
「と、いうと？」
アラジンとAは顔を見合わせ、ヘッ、と鼻で笑った。
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氷空音(プロフ) - ももさん» わー！ありがとうございます✨頑張りますー🔥🔥 (2022年3月20日 18時) (
レス) id: 5e2c75e263 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 続編おめでとうございます🎉夢主ちゃんの愛され具合がとても好きです💓無理せず頑張ってください！応援してます！！ (2022年3月20日 17時) (レス) id: 540177c56f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷空音 | 作成日時：2022年3月20日 15時
