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しかし、体の約半分を「魔装」し、ジンにより近い存在になった白龍の能力はこれにとどまらない。
生命のジン「ザガン」は植物のみならず、他のあらゆる生物にも…
空気中に存在するごく微細な菌類、単細胞生物にまでも、魔力を送り成長させ、下僕にすることが出来た。
ズズズズズズ
「「
白龍は槍を弓、なにか光を矢のように使って、アリババたちに生物を打って襲わせた。
ドドドドッ
ズンッ
「！！」
アラジンはボルグをはるが、生物はボルグに噛み付くと、ジュワァアアとボルグを溶かしてしまい、ピキピキッとヒビが入った。
「！」
ズバッ
「「
その生物をアリババが切ると、後ろから槍を振り下ろしてきたので、なんとかアモンの剣でそれを止める。
ガキィイイン！！
「ムダだ！白龍！アモンの剣は金属器だろうと斬っちまう！」
グッ
ググググ
ズシッ……
「！？なんで斬れねー！？」
「ヤリの表面に！！」
モルジアナはAを支えながら指を指した。
白龍の槍はポォオ……と何か纏っているのが見てもわかる。
「「魔力操作」か……！」
2人は凄まじい戦いを見せた。
剣技はアリババの方が上、そう思っていたが……
ガギイイイン！
グググ
(こいつ……こいつ…強え！！！
ここまで武術の腕が……いや、それだけじゃねぇ……
なんで……
ここまで……
必死に……
戦おうとするんだ！？
白龍！、！！)
＿
ゴォオオオ…
そこには白目を向いて地面に血の池を作りうつ伏せに倒れる兄と、丸焦げになって地面に膝を着く兄がいた。
「うわ〜っ熱いよ〜っ！！母上ーっ母上〜っ！！」
ガク…
「兄上！！兄上ー！！」
「……無念だ…
俺と白蓮はここまでだ……だが白龍、おまえは生きて俺たちの代わりに使命を果たせ。
戦い抜くと誓え！我らの、この国の、仇敵を討て！」
「きっ……仇敵！？
なんのことです！？兄上……それに…なぜ、我が国の兵士たちまでもが僕たちを殺そうとしたのでしょうか……！？
だれが…一体誰がこんなひどいことを！？」
「…………煌帝国を奪ったのは……
そして…お前を殺そうとしたのは……」
兄は白龍の肩を掴んで、耳元で言った。
「えっ……！？まさか兄上……あの方が……そんなはずはありません！」
バシャッ
「！！？」
白龍の体にドロォと血がたくさんかかった。
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氷空音(プロフ) - ももさん» わー！ありがとうございます✨頑張りますー🔥🔥 (2022年3月20日 18時) (
レス) id: 5e2c75e263 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 続編おめでとうございます🎉夢主ちゃんの愛され具合がとても好きです💓無理せず頑張ってください！応援してます！！ (2022年3月20日 17時) (レス) id: 540177c56f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷空音 | 作成日時：2022年3月20日 15時
