検索窓
今日:15 hit、昨日:3 hit、合計:15,645 hit

3 ページ18

「マグノシュタットへの、防衛戦線です。」

「「!?」」

アラジンとAは目を驚く。

「ムスタシム王権崩壊後、周辺諸国に踏み込んでくるようになって…

あそこは、もはや何をしでかすかわからない不気味な国です…」

「(名)、A…」

アリババは俯くAの背中を見ながら呟いた。
アラジンも、同じように俯く。

ザワザワ

「なんだ?」

海軍は「やれやれ、またか…」とため息をついてそちらを見た。

そこにはボロボロの服を着て、怪我もおおっている大勢の人々だった。

「私の子供を助けて!」
「海賊たちから子供を取り返してくれよ!」

「子供?」

「どういうことだ?」

「それが…「大聖母」は毎回町から子供をさらっていくのです。それもなぜか、特に貧民街の子供ばかりを…

子供たちを一体どうするつもりなのやら……」

「……!?」



_

ゴポ…ゴポ……



ザザ……


ゴソゴソ……

「「母さん(マドーラ)」!!」

仮面を脱いだ少女は、そう呼んで椅子に座る女に駆け寄った。

「ただいま「母さん(マドーラ)」!!」

椅子に座るは海賊「大聖母」首領の大聖母(オーム・マドーラ)である。

「ウフフ…おかえりなさい…かわいいぼうやたち。よく無事に帰ってきたわね。

さあ、ごはんにしましょうね。」

部屋の奥には、口を塞がれ体を拘束された子供たちが転がっていた。

第125夜 突入→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
39人がお気に入り
設定タグ:マギ , 逆ハー , チート
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

氷空音(プロフ) - ももさん» わー!ありがとうございます✨頑張りますー🔥🔥 (2022年3月20日 18時) (レス) id: 5e2c75e263 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 続編おめでとうございます🎉夢主ちゃんの愛され具合がとても好きです💓無理せず頑張ってください!応援してます!! (2022年3月20日 17時) (レス) id: 540177c56f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:氷空音 | 作成日時:2022年3月20日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。