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そのままAを後ろに置いたままズバッズバッと水弾を切っていく白龍。
「くそ……怯むな全員集中攻撃！全方位から狙って後ろの女もやれ！！」
「やっ、殺れ！？！？」
恐怖からか「舐めてやがるこいつ」という感情からかは知らないがAは眉を下げて笑いながら白龍の後ろの地面に手を付き四つん這いのようになっている。
ガシャ
ガシャガシャ
いっせいに2人に向けられる銃口。
「(名)っ、A！！！」
「Aさんは俺に賭けてください！
「
白龍が元の形に戻っていた義手を前に向けると、指先がピシッと髪のように薄くなり
「何ぃっ！？」
ズガガガガガッ！！
周りの海賊たちを全員薙ぎ払うように吹っ飛ばした。
「ひ、ひぇ……」
頭を抱えて白龍の攻撃が自分に当たるかの不安の方で涙を浮かべていたAだが、白龍は完全に使いこなし木でできた龍のようなものを背後に着けていた。
Aを守るように彼女の周りをウロウロしている龍。
「終わりだ。」
白龍は平然とそう言った。
「く…くそっ！」
「そこまでだ！！」
「！！」
声のした方を見れば、オルバに船長が人質に取られているではないか。
「1歩でも動いてみろ、こいつの首が飛ぶぞ。」
「船長さんたち！」
アラジンが杖を向けると、グッと首に剣が近づけられる。
誰も手は出せなかった。
「そう大人しくしてろ、荷は頂いていくぜ！」
ゴボボ……
「じゃあな。」
「！アイツら海の中に……」
海賊たちは自分の船に戻り、また海の中へと戻っていってしまった。
「はあ、足引っ張っちゃったなあ……」
落ち込むAに、白龍はほほ笑みかける。
「初めにAさんが蹴散らしておいてくれたおかげで、海賊の人数が極端に減っていたから成功出来ました。ありがとうございます。
あと、俺に任せてくだい。」
Aは首を傾げながらも「そう？」と曖昧に頷いた。
＿…＿…＿…＿…
水属性は味方についていなくちゃ難しいですね。飛んできた水を凍らせてもダメージ増えちゃうだけだし……
Aちゃん、がんばえー！！
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氷空音(プロフ) - ももさん» わー！ありがとうございます✨頑張りますー🔥🔥 (2022年3月20日 18時) (
レス) id: 5e2c75e263 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 続編おめでとうございます🎉夢主ちゃんの愛され具合がとても好きです💓無理せず頑張ってください！応援してます！！ (2022年3月20日 17時) (レス) id: 540177c56f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷空音 | 作成日時：2022年3月20日 15時
