Episode19 ページ30
「よし、じゃあ私こっちでやるから!」
あんず「はい!お願いします!こっちすぐ終わらせます!!」
「いや、ゆっくりで大丈夫だよー」
空き教室にやってきて仕事をお片付け中です
英智が鍵付きの場所を貸してくれました、ありがたい
ていうか、これ結構多いなぁ
ライブの申請と、応募、イベント参加申し込み…
___
「あー!!なんとか半分!!終わった!!」
あんず「ううー疲れました…でもあと半分…!!」
いやかれこれ2時間かかってるんだけど…すでに
もう日が傾いてるし…
「今日は残りの半分の半分終わらそうか!明後日までだし、無理してやると不備もありそうだから」
あんず「そうですね、とりあえずそれ目指して頑張りましょう!」
____
「…これさぁ、全部だめなんだけど私の見間違い…?」
あんず「いや、…これ緊急事態ですね」
さっきまで好調だったの
好調だったの!!(2回目)
「書類の不備っていうよりこのプリントの問題だよ…」
このライブ、光をテーマにいくつかのユニットが参加する少し大きめなライブなんだけど…照明の数が大事で使う個数とか色とか配置を細かく書かなきゃいけない
それまではいいんだけど、
「照明の角度を細かく記せってこのライブのプリントには書かれてるのに、提出するようの専用のプリントの方にはそれがないからどのユニットもそれについて書いてない…」
あんず「こっちも全て目を通しましたが、書いてあるところはありませんでした…」
参加するライブは一つだけではないからきっとどのユニットも忙しい中仕上げたはず…
説明を読んでいても書く項目がなければ気づけない…
気づいていたとしても、書く場所がないのに書いていいのか悩んだユニットもあるだろうな…
「とりあえず、先方に確認の電話してくる!あんずは構内に残ってるユニットを探してきて欲しい!」
あんず「わかりました!」
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作者名:藤郷 | 作成日時:2020年6月13日 22時