【あんスタ】溺愛カノジョ (ページ23)

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Side Episode -Valentine Day- 4 ページ23

守沢「それでなっ」

今日あったことを話してくれる千秋くんに相槌を返す

ちなみに流星隊の他の子にはちゃんと渡しました！

タイミングよくその後ばったり会えたからね！

守沢「…大丈夫か？？」

「えっ？何が？？」

守沢「いや、いつもよりうるさくないというかなんというか…まあ大丈夫ならいいんだ！」

うるさいだなんて失礼な！！

でもちょっとしたことに気づいてくれるのは嬉しい、たしかに今日まだ1回もかっこいいだのかわいいだのは言ってないけど！

…でもちゃんと相槌はいつも通り返してたもん

これでも一応演劇部だし！！

……

「チョコ、たくさんもらったね」

普通に渡せば良いだけなのに、素直に言えない自分に腹が立つ、千秋くんはどんなものでも受け取ってくれるって信じてるのに…

下手くそなの？！たくさんもらったねって事実だよ！！

うぐぐ、自分のくそっ…

守沢「？ああ！…でも、」

「？？」

守沢「…1番欲しいのはまだ貰えてないぞ」

ちょっと照れながらふいっと顔を私に見えないようにそらす

え、可愛すぎる

いや待って今はそこじゃない、うんわかってるよ

…正直すごい嬉しいし、きゅんってした

「…はい、これ…でも思ってた通りに出来なくて…」

守沢「っありがとうっっ！！！」

あれ今日見た中で1番の笑顔かもしれない

守沢「Aがくれたチョコが1番嬉しい！！…あ、こんなこと言うと他の人に悪いが…」

私のあげたチョコを優しくぎゅっと握って本当に嬉しそうにする

なんか、もやもやしてたの馬鹿みたいだなぁ

「…千秋くん」

守沢「？なんだ？」

「ふふ、大好きだよ、いつもありがとう」

いつだって私を幸せにしてくれるのは君だなぁ、なんてくさいこと思っちゃうし、チョコと一緒につけたメッセージカードと同じようなことつい口に出しちゃったけどバレンタインだしいーよね

守沢「っ！！」

「あはは、まっかかだよ、かわいい」

千秋くんからの大好きはホワイトデーに聞けるかな、なーんて

_______

南雲「はあ、良かったっス」

仙石「一件落着でござるな！」

高峯「はぁ…良かった。Aさんから俺達はチョコもらったって知った後の守沢先輩やばかったもん…」

深海「ふたりともしあわせそうです。すこしまえのちあきはいつものみどりみたいでしたね～」