熱く、赤い頬 ページ13
気づけば、グラジオの頬も赤くなっていた。
繋がれた片手に、グラジオの体温が伝わる。
「さあ、進むぞ」
グラジオは、まるで赤くなった頬を隠すかのように、そっぽを向いた。
薄暗い跡地で、二人の足音が響く。
そこで、グラジオはハッとしたように言った。
「A。…ビビリ玉持ってるか？」
「ポケモンに仲間を呼ばせて、色違いを探すのね、ビビリ玉？……ごめんなさい、今切らしてるの」
「グラジオは持ってる？」そう聞いたとき、微妙な空気が流れた。
私は立ち止まって思った。
えっ…もしかして。
「オレも、持ってない」
き、聞き間違いよね…？……違ったわ。
「じゃあ、どうするの？…まさか……ここまで来て、帰るの？」
今私達がいるのは、跡地の奥の、ぬいぐるみが置いてある場所。
「仕方がない。……」
私を見るグラジオの目は、これからどうするか、を物語っていた。
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エーテル兄妹推し！ - すごく面白いので、更新お願いします！！ (2022年2月6日 16時) (
レス) @page17 id: fed5cd3472 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年4月6日 21時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
ペンギンサン(プロフ) - 更新頑張ってください！楽しみにしときます (2018年6月5日 0時) (レス) id: 9bd14d6626 (このIDを非表示/違反報告)
朱色ミラーァ♪(プロフ) - 海零さん» コメントありがとうございます！応援ありがとうございます。頑張りますね！ (2018年3月13日 17時) (レス) id: a5ac7d00ed (このIDを非表示/違反報告)
海零 - 頑張ってね〜♪ (2018年3月12日 22時) (レス) id: 1043ba656f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱色ミラーァ♪ | 作成日時：2017年12月13日 17時
