第205話 クリアチップ ページ42
早めの昼食を食べて、誰にもバレないように医務室に向かった。
七瀬「来たよー」
ハンナキー「あ、いらっしゃい…こちらへどうぞ。」
ハンナキーは、ガラス戸棚の扉サイズの部分を押して、私をその中へ案内した。
(=´∀｀)人(´∀｀=)ﾊﾝﾅｷｰ ﾄ ﾅｶﾖｸ ﾅｯﾀ !
七瀬「最後すっごい悪い顔してたような気がする…」
ナオ「何か言った？」
七瀬「何でもないです。」
医務室でハンナキーとの悪巧み…あ、いや、失礼。
ハンナキーとの戦略会議を終え、ロビーに戻ってきて何事もなかったかのように振る舞う。
目の前にいるのはナオさん。
…丁度良い、クリアチップを預けよう。
七瀬「ナオさん、無条件クリア券なんですけど、なんか見つかりそうです。」
ナオ「本当！？良かった〜！
困ってたから間に合わないんじゃないかって思ってたけど、大丈夫そう？」
優しさが身に染みる…。
敵さんから教えてもらって、みんなを騙す形になるとはとても言えない…。
七瀬「はい！あ、それでね、私の分のクリアチップ配ってほしいんですけど…。
足りてなさそうな人にあげちゃってください。私8枚あるんで。」
ナオ「分かった！じゃあ、早速配ってくるね。」
ナオさんに8枚のクリアチップを渡して、ひらひらと手を振って見送る。
さてさて…。
七瀬「どさくさに紛れて盗聴するのやめてもらえません？ケイジさん。」
ケイジ「ちぇ、バレてたか。」
荒れた廊下方面の通路に隠れて盗聴していたケイジさんが出てきて、さっきまでナオさんが座ってた椅子に座る。
ケイジ「今の話、演技？」
七瀬「さぁ？どうでしょう。」
ケイジ「否定はしないんだね。」
七瀬「肯定もしてないです。」
…少なくともケイジさんにバレるのは避けたい。
クッソー、なんで盗聴してんだこの白々しいおまわりめ。
地味に演技が手抜きなんだよ、この人。
ケイジ「…で、無条件クリア券の場所は？」
七瀬「それっぽい場所がある(らしい)ってだけですけど。」
ケイジ「へぇ…ウソは吐いてないんだよね？」
七瀬「ご存知の通り、私ウソは吐かない主義です。」
ケイジ「それはいつでも貫くんだねー。
…ところで、個人調査の実父の所在が曖昧な人が多いっていう件、七瀬ちゃん的にはどう思ってる？」
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Valeria - 如月 霞梛さん» マジ( ^ω^ ) (2021年11月9日 16時) (
レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
如月 霞梛(プロフ) - マジで学校で髪切ったの？(*ﾟ0ﾟ*)ｽｯｺﾞｯｲ！ (2021年11月9日 16時) (レス) @page45 id: dc74666ec7 (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - YONESAN7777 =)さん» ありがとうございます！最近は執筆がとにかく楽しくてめちゃくちゃ書いてるんで、楽しみにしててください！(´∀｀) (2021年11月2日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
YONESAN7777 =)(プロフ) - いつも更新を楽しみにしております。無理せず頑張ってください！ (2021年11月2日 22時) (レス) @page37 id: 16816748ce (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - せなっちさん» ありがとうございます！お大事に…╰(*´︶`*)╯ (2021年10月27日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Valeria | 作成日時：2021年10月3日 2時
