見てくれる人の存在はマジ神☆彡 ページ10
大きなため息をついて土方くんは言いました。
土｢Aは、嘘をつくときはよくしゃべる。｣
『………話の内容はほとんど覚えてないくせに…？』
土｢どうでもいい内容だからだよ。｣
そういう自覚はありませんでしたね…………そーいえば……そんな気も…しなくはない……のかな？
土｢ペラペラと言葉を並べて誰かを庇う。だから利用されんだよバーカ。｣
『ガキですかアナタは。』
土｢黙れ。それにAの性格は知ってるつもりだ。たかが男一人に自分の仕事を放り出すような奴じゃないのは分かってるし、そもそも平和主義のお前が自らめんどうごとに突っ込んだりしねェだろ。｣
『そのめんどうごとが何か分かって言ってるんですか？』
土｢李乃との関係を、これ以上悪くしないためだろ。｣
思ったより知ってた…！
私が思うよりも私の考え知ってた…！！
…ん？じゃあなぜ……
『なら何で李乃ちゃんの言った事を信じたふうにしてたんですか？』
土｢…いや……｣
『…あ、やっぱり土方くんも社長令嬢が怖いと。』
土｢ちげェよ。ただ……ベタベタされっから…｣
『………』
土｢……何だその憐れみの目は。｣
『土方くんも…苦労してるんだなァと………』
つまりは、李乃ちゃんの言うことを少しでも疑ったらすがりついて｢信じて｣と言われるからですね………
『別にいいじゃないですか。腕とかに抱き着かれるくらいでしょ？私なら嬉しくて発狂死しますよ。』
土｢よくわかんねーなお前は。｣
だってそうでしょう？私に向けるのはいつも裏の李乃ちゃんなんですから。まばゆいスマイル李乃が見たいものですねェ…
土｢だから、俺はちゃんと分かってるからその辺は安心しとけって言いたかっただけだ。｣
『俺からあいつに伝えとく、とかそんなんはないんですか。』
土｢俺にも何かしらの被害がくる。｣
『被害者は私だけで十分だと。そーですかそーですよね。』
土｢……グレてんな……｣
でも土方くんみたいな人がいてくれるのはすごく嬉しいです。見てくれてた人はちゃんといたみたいですし。
『ありがとうございます。少しだけ楽になりました。』
土｢…おう。｣
『あ、あと、目玉焼きには絶対しょうゆですから。』
土｢あぁ？いつまでも王道に走ってたら冒険できねーぞ。目玉焼きにはマヨネーズだ。｣
『そんなもん、卵に卵をかけるようなものですよ。』
このあと３０分くらい言い争いしてました。
銀八先生が止めてくれてよかったです。
可愛い人からは好かれたい→←印象はただの印象に過ぎないのです
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雨宿り侍 - 博麗美音さん» 提供ありがとうございます！参考にさせていただきます。 (2018年1月10日 12時) (
レス) id: 4f270715fd (このIDを非表示/違反報告)
雨宿り侍 - ★九尾★さん» 提供ありがとうございます！参考にさせていただきます。 (2018年1月10日 12時) (レス) id: 4f270715fd (このIDを非表示/違反報告)
博麗美音 - 李乃ちゃんの悪事がバレて…な感じが見たいです！ (2018年1月3日 13時) (レス) id: 04dfcacc58 (このIDを非表示/違反報告)
★九尾★(プロフ) - 李乃ちゃんのどん底見たいですw (2018年1月2日 13時) (レス) id: 706fc2b23d (このIDを非表示/違反報告)
雨宿り侍 - NIGちゃんさん» ありがとうございます。頑張って更新させていただきますp(^ ^)q (2017年12月22日 9時) (レス) id: 4f270715fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨宿り侍 x他1人 | 作成日時：2017年12月19日 11時
