【銀魂】笑顔売りの土佐少女.参

マヨネーズ90本目 ページ13

近藤side

Aちゃんを救う為
万事屋についてきたが、
まさかこんな宇宙の果てに来る事になるとは。

近藤「…ここがAちゃんの…」

辰馬「…海神、必ずAと一緒に帰るからな」

坂本の瞳には強い意志が宿っているのを、
俺は見逃さなかった。

坂本辰馬。

伝説の攘夷志士の一人か。

沖田「地球に帰ったら全員まとめてしょっぴいてやらァ。覚悟しとけよ桂に土方?」

土方「いやだからなんで俺も!?」

ったくこの二人はいつもこーだな。

しょーがねェな。

俺がしっかりコイツらを
導いてやらなきゃいけねェか。

銀時「どうやらまだここは、春雨に気づかれてはいないようだな」

近藤「…いや街行く人皆宇宙海賊の様な顔してるが、Aちゃんってこんなおっかない星に住んでたの」

周囲を見渡せば、
皆おっかねェ顔をした天人ばかりだ。

銀時「宇宙中のならず者の吹きだまり。かぶき町とたいして変わらねェだろ。見ろ。キャバ嬢もそんな大差ねェし」

近藤「ただのゴリラだろーが‼」

銀時「そこへ向かう近藤(おまえ)も同じだし」

近藤「ただのゴリラだろーが‼」

確かに俺ゴリラかもしれないけど、
ゴリラじゃねェよ‼

辰馬「あはははは‼銀時は臆する事はないと言うちゅう。よしここから手分けじゃ、わしはGコースを当たるぜよ」

近藤「Gコースいったァァ‼」

陸奥「そうか、お前はG(ジゴク)コースがええんじゃな」

河上「…これが晋助と戦った男達」

近藤「ここでそのリアクションはしてやるなや‼」

駄目だ、こんな量のボケ、裁ききれねェ。

…新八君は無事なのだろうか。

桂「かぶき町か。確かに似てるかもしれん。もしかしたらAは故郷の匂いにひかれて、かぶき町にやってきたのかもしれんな。お妙さん」

近藤「それお妙さんじゃねェっていってんだろ‼」

新八君んんん‼

こんな大量のボケ、
俺にはツッコミきれねェよ‼

早く帰ってきてェェェ‼

沖田「すげェですぜ土方さん。近藤さんがいっぱいいまさァ‼」

土方「やめろ総悟。近藤さんのライフはもうゼロだ」

近藤「お妙さァァァァァァん‼」

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