【銀魂】笑顔売りの土佐少女.参

マヨネーズ88本目 ページ11

河上side

河上「…そなたら一体どういうつもりでござるか!?そなたらはとうの昔に晋助と袂を分かったはず…、それがなぜ今宇宙に集った!?」

辰馬「高杉と喧嘩しよったのは銀時とヅラだけせよ。コイツらは昔からそうじゃ。目的は一緒なのにやり方云々でいつもモメよる」

高らかに笑う坂本辰馬を制したのは、
穏健攘夷志士桂小太郎。

桂「宇宙をプラついていた貴様には解らなんのだ。アイツが一体何をしたか。銀時教えてやれ‼アイツが今迄行った悪行の一つ一つを‼」

銀時「高杉の悪い所がひとーつ高杉の悪い所がふたーZzzzz…((桂「見ろォ‼悪い所ありすぎて寝ちゃったよ‼」

桂「その悪の権化のような男にあろう事か貴様は手を貸したのだ坂本‼

逆にアイツを助けるに足る理由、いい所が存在するか数えてみせようか‼

高杉のいい所ひとZzzzz…((土方「いい所もたくさんあるんかいィィ‼」

…一体拙者は何を見せられているのだろうか。

土方「いい加減にしろよテメー等‼Aを助けるためにお前らについてきた俺達の事も少しは考えろ‼」

近藤「てかお前ら結局寝たいだけだろ‼」

晋助と共に攘夷戦争を戦った「伝説の男達」に
ばかり気をとられ気がつかなかったが、
まさか真選組もいたとはな。

坂本「戦が始まれば眠る間もなくなる。戦前は奴等の如く、体力温存するのが武士の嗜みぜよオボロシャァァァ…」

近藤「いや船に乗ってるだけで体力消耗し続けてるアンタに言われたかないよ‼」

陸奥「春雨側からリーグがあった。わしらはその情報を元に動いただけじゃ。坂本の指示でな」

なっ、一体誰がそんな情報を。

陸奥「高杉はまだ死んどらん。それは間違いないぜよ。今お前らは途方もない相手を敵に回しちゅう。皆で力を合わせねば皆死ぬ」

坂本「わしらが鬼兵隊力を貸す。だから鬼兵隊もわしに力を貸せ」

そんなマネ、

坂本「できる。高杉がコイツらと何でもてとったか詳しい事は知らん。

…きっと並々ならん事情があったんじゃろう。

だがそれも宇宙から見れば瑣末な問題じゃ。

わしから見ればコイツらはあの頃と同じ。

ただの悪友達ぜよ。

それを止めるんがわしの役目じゃ。

たとえ一時でもいい。

もう一度高杉を、

あの頃の悪ガキに還すぜよ」

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