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15. ページ15

〆.



「Aちゃ〜ん、合コン行こ?合コン!」



「行きませーん。行ってもりっちゃん独り占めでしょ?」



「そんなモテないよぉ」



満更でもなさそうな彼女。



軽く流して、エレベーターホール横の自販機の前に向かった。



「ほうじ茶にしようかな」



ピ、とボタンを押して、落ちてきたほうじ茶を取り出す。



「センスええなぁ!」



「え?」



背後からの関西弁に、一瞬小瀧さんを思い浮かべた。



「…………重岡くん?」



「せやでぇ!ほうじ茶選ぶとは見所あるわ、ちょい昼休み付き合え!」



なんで命令口調なんだ。



一応同期だけど部署も違うし関わりが一切なかったから、ほぼ初会話なんだけど。



よくわからないまま、頷いておいた。



断るとめんどくさそう。



というわけでお昼休みは、全然喋ったことも無い関西弁の同期と一緒にお昼ご飯を食べることになった。



「重岡くんもお弁当なんだ」



「あー、同居しとる友達が失恋して引きこもってもてさ。仕事せんなら家事せぇ、言うたら作るようになった」



「はあ」



失恋かぁ。



慰めてあげなよ。結構つらいんだから。



「あ、ほんなら恋バナしよや!な!俺割とキューピットやで?」



そんなこと言われても、失恋したし。



ま、話すだけいっか。



「馬鹿らしいと思うかもしれないけど」



私は、突然私の前に現れて、私の人生を変えたセールスマンについて話すことにした。



〆.

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設定タグ:ジャニーズWEST , 小瀧望   
作品ジャンル:ラブコメ
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はゆな(プロフ) - おおともんちっちさん» そんな風に言っていただけるとは……ありがとうございます!見つけていただいたことに感謝です(*´∀`)新作もネタは豊富なので………頑張って文字にします(笑)誰メインかはわかりませんが、新作出したら閲覧お待ちしております! (2019年1月16日 7時) (レス) id: 0cb07950a3 (このIDを非表示/違反報告)
おおともんちっち(プロフ) - すっごい面白かったです!この小説を見つけたのが完結してからすこしたってたんですけど、もっと早く見つけたかった。って思ってます笑新作とか絶対読ませてもらおうと思ってるんで、頑張ってください! (2019年1月13日 21時) (レス) id: 7e91a98b1f (このIDを非表示/違反報告)
はゆな(プロフ) - 結愛さん» ありがとうございます(*´v`)みなさんに私の妄想をお届けして幸せになって頂くことを目標としているので、そういうお言葉がとーっても嬉しいです!現実ではなかなかないような恋愛話を書いてるのでリアリティには欠けちゃいますけど、今後もよろしくお願いします! (2019年1月12日 18時) (レス) id: 0cb07950a3 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - コメント失礼します!(*^^*)ほんとにはゆなさんの書くお話がだいすきです!(´ー`)新しい小説が投稿される度に幸せな気持ちになるしとても嬉しいです!どのお話も何度読み返しても面白いしとても素敵です!これからも応援してます! (2019年1月5日 1時) (レス) id: 54b9345723 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はゆな | 作成日時:2019年1月4日 19時

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