74 -健二郎 Side- ページ24
健二郎「…エ、モウイッカイ、イウテクレルカ？」
『だーかーらっ！この怪我は格闘技ジムで出来た怪我ですってば！』
剛典「……、格闘技、ジム？」
『うっす。』
直人「…はぁぁああああああ？！格闘技ジムだぁっ？！」
ベコッ、と直人さんの握っていたボトルがへこみ水がこぼれ落ちる。
真っ先に意識を取り戻した直己さんが急いで床の水を拭く。
隆二「え、い、…いつから、通ってるの？」
『今週の頭からです。』
ELLY「何の…為、に？」
『筋力アップと、運動能力向上の為に。』
直己「それ、事務所の人は？」
『HIROさんとか役員さんに許可は得てるんで大丈夫でっす！』
広臣「腕の怪我は？足の怪我は？背中はっ？！」
『腕はパンチガードして、足はローキックガードして、背中はクリンチとか…色々？』
剛典「お前っ…何で早く俺等に言わないんだよっ！」
『えっ？！格闘技ジムに通うのって相談しなきゃ駄目なんっすか？！』
健二郎「……お前、俺等がどんなけ心配したとっ！」
『それに関しては、なんか…すいません。』
ぺこり、と謝るA。
あぁ、心配した俺等が阿呆みたいやん。
直人「でも、良かった…俺達いじめにあってるのかと…」
『いじめ…？』
剛典「女子から嫌がらせとか。」
『女子に…自分が、嫌がらせ…！？』
隆二「わー、嫌がらせされるとか信じられないって顔だー！」
『だって…優しくされども…嫌がらせされるだなんて…！』
ELLY「あり得ない？」
『あり得ないです。皆、優しいですよ？』
広臣「あぁ…なんかそれでこそAって気がするわ−。心配して損したわ。」
『だって、女の子ですよ…？いじめって何っすか。』
直己「なんか…陰口言われた…とか、あたしの三代目にーっ！…とか？」
『ないっす！応援されども意地悪されたことないっす！』
健二郎「…あぁ、もうええわ。お前が皆に愛されてるんはよぉわかった！」
頭をグリグリ撫でればえへへー、って不抜けた顔で笑うA。
くっそ…ほんまに、心配して損したわ。
…でも、みんないじめとかないか一応心配してたから…良かった。
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ゆうき(プロフ) - 面白いです。更新、楽しみにしてます。 (2019年9月2日 16時) (
レス) id: 9e39fec3dc (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - 更新お待ちしてました！ (2019年6月18日 17時) (レス) id: bb13eedbde (このIDを非表示/違反報告)
琳 - お久しぶりです。久々の更新うれしかったです！ (2019年6月18日 10時) (レス) id: 721e14765b (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ@書いたり書かなかったり(プロフ) - 雪さん» 雪さん、コメ有難うございます！勝手に臣君は心開いた子には無意識にパーソナル範囲狭くなりそうって思ってべたべたして貰いました！更新遅いですがまたよろしくお願いします！コメ本当に有難うございます！！ (2019年5月15日 22時) (レス) id: 41720338c2 (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ@書いたり書かなかったり(プロフ) - 琳さん» 琳さん、まさかのしょうもない理由の痣でした、てへへ。 (2019年5月15日 22時) (レス) id: 41720338c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぐもぐ | 作成日時：2019年4月4日 21時
