#5【ユウリside】 ページ6
〜数時間前〜
「ユウリ、君にお客さんが来てるそうだ。」
「わ、私に!?あれ、私なにかしたっけ…」
「いや、それがアローラから来た人らしい…俺は付き添えないが頑張ってくれ、じゃあまたな!」
ダンデさん、多分バトルタワーに行ったっぽいけど大丈夫かな…?いや隣にリザードンいたから迷っても問題はなさそうだけど。
「チャンピオン、私が案内します。」
「ありがとうございます。」
リーグスタッフさんがお客さんのいる部屋まで案内してくれて、数分私は緊張で扉が開けられなかった。
いけない、わざわざ他の地方から来て頂いたから待たせたらダメ…早く入ろう。
___
「失礼します…遅くなってすみません!」
「全然大丈夫です。むしろアポなしでの訪問をしたこちらに責任があります。」
この人は誰だろう…金髪で、片目だけ隠れていて、アローラから………えっとなんだっけな……………
「私、エーテル財団のルザミーネと申します。貴女がガラルチャンピオンのユウリさんでお間違いないかしら?」
「は、はい!」
「凄いわね、10歳でチャンピオンを務めるなんて…あの子を思い出すわ。」
「(最後の部分なんて言ったんだろ?)」
「早速ですが本題に入りましょう………今、ガラル地方ではとある問題がニュースになっているのを拝見させていただきました。」
「ウルトラビースト…でしょうか?」
「話が早いですね。そうです。ここ最近、ウルトラビースト…通称UBの襲撃が相次いでいるようで。ガラル地方にはダイマックスなるものがあるとお聞きし、それによる襲撃も財団の間で話が広がってました。」
「そうですか…」
ムゲンダイナにはポケモンをダイマックスさせる力がある。でも手持ちになってからはそんなことしてない。
シーソーコンビも…改心したから違うと思う。
「そこで提案があるのです。」
「提案…?」
「ウルトラボールの販売をガラル各地で行わせて頂きたいのです。」
「ウルトラボール…?」
「ウルトラビーストを捕まえるのに特化したモンスターボールです。ただしその代わりに他のポケモンは捕まえにくい…逆にウルトラビーストはウルトラボール以外では捕まえにくい…そしてウルトラボールがこちらになります。」
ちょっと変わったデザインだな…でも重さ的には普通のモンスターボールと変わらない…
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ピカ - とても面白いです!ツンデツンデとズガドーンの世界は、実際にありそうな世界だったので驚きました。 (2021年5月5日 23時) (レス) id: 5c234a3938 (このIDを非表示/違反報告)
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