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1年2年合同任務! 11 ページ14

『先生?』

ぼんやりとAを見つめる。



まさか酔った?



グラスのラベルはソフトドリンク。



よく聞く“雰囲気で酔った”ってやつ?

おおい、すごいな。ほんとにそういうのあるんだ。



『先生、帰りましょう』

頬をむぎゅっと挟んで目線を合わせる。

微かに頷いたので会計を済ませる。

その間も五条はぼんやりとAの後ろをついてくるだけで。



最終的にAがマップを見ながら五条の手をひいて旅館に帰ることになった。

引き込まれそうな青い瞳を見て、アイマスクどこだ?さっきまで持ってたはずなのに、と疑問に思ったが、五条の手にはない。



幸いにも旅館の人をがまだ起きていたので五条の部屋番号を聞き、布団に寝かせる。

『おやすみなさい』

「ん」


男子部屋はまだ起きているようで明かりが漏れていた。

女子部屋へ入ると既に寝静まっていて、音を立てずに侵入、布団までたどり着く。

初めて行った居酒屋に空中散歩に興奮していたが、時間も時間なので徐々に眠気がやってきて最終的に寝息が聞こえ始める。





次の日、まず内部の結界に綻びがないかの点検作業、結界の張り直しを行う。

旅館客の色めきたった声が鬱陶しい。原因は五条である。


アイマスクを昨日無くしてから代わりがなく、裸眼でいるのだが、視覚情報が多すぎて調子が悪い。



口数が少なくなる五条に声をかける。

『体調悪いですか?いつもより静かですね』

「うん。アイマスクないからちょっと疲れる」


そう言って目を手で覆った。



そういえばあの六眼は見えすぎると聞いたことがある。

つまりはそういうことなのだろう。





本日の任務終了後、街の探索ついでに100均に行く女子組。

100均に行きたいと言ったのはAで。


なんとなくそれぞれ必要なものを買い足していく。



「昨日眠れなかったの?」

釘崎がそう聞いたのは黒のアイマスクがカゴに入っていたから。


『違う違う。五条先生アイマスク無くしちゃったじゃん。あれ、私のせいかもだから一応ね』

気分転換と称してAを連れ出さなければアイマスクを紛失することはなかっただろう。

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Pistachio(プロフ) - みずきさん» そうですよね!同じ意見の方がいて嬉しいです!これからも楽しんでいただけるようがんばります! (4月15日 20時) (レス) id: 33b4a3c3dc (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - つぶやき見ました。私も同感です!まだこれからも楽しみです! (4月14日 22時) (レス) @page33 id: d9f5409103 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - Shiroさん» わあ!コメントありがとうございます。うちの宿儺様を気に入っていただけて嬉しい限りです!これからも少しずつ書いていきますね! (4月11日 0時) (レス) id: 33b4a3c3dc (このIDを非表示/違反報告)
Shiro(プロフ) - いつも楽しく拝読しております、Pistachioさんの書く宿儺が大好きです!これからも応援し続けます! (4月10日 22時) (レス) id: 033ac6eba0 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - みずきさん» コメントありがとうございます!何時もお読みいただいて嬉しいです!2人の幸せを願って楽しみにお待ちいただける嬉しいです! (1月23日 0時) (レス) id: 7b91fca8d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Pistachio | 作成日時:2022年9月26日 21時

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