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side.傑
悟は先輩のことが結構好きだ。
隣にいる私や硝子から見て、それは明らかな事だった。
……で、そのカチューシャを先輩に付けさせたいけど手渡してお願い出来ないってわけか。
わざとらしい悟の行動で状況はすぐに読み取れた。
それは硝子も同じらしく、すぐさま面倒くさそうな顔を取っ払って楽しそうに口元を緩めた。
仕方ない。
ここは友人である私が一肌脱いでやろうではないか。
悟が手に持っカチューシャを半ば奪うように手に取ると、大本命のA先輩に歩み寄る。
そしてそのカチューシャをさりげなく渡した。
夏油｢じゃ、先輩。お願いします｣
ふふ。
硝子が賞賛する顔と、悟が有難がる顔が目に見える。
断らずにそのまま受け取った先輩は、短い間だが一瞬だけ思慮の面を見せた。
……あれ、どうした？
普段のようなノリのいい先輩なら、その場ですぐに｢なーんだ皆、私の猫耳見たいわけ〜？｣とか言いながら着けそうなものなのに。
それどころか彼女は、｢任せろ｣だなんて意味不明な言葉を発して教室を出ていく。
夏油｢……え？｣
家入｢……おい夏油。先輩、何か勘違いしてない？｣
五条｢……何しに行った、あいつ｣
残された私たちが逆に放心状態になりながら待つこと5分ほど。
がらがらっと勢いよく教室に入ってきたのは、猫耳。
だが、先輩のように可愛くて小柄な姿では無い。
大柄でサングラスの……
五条｢……や……夜蛾先生、？｣
夜蛾｢これが何になるんだ、言ってみなさい悟｣
ふざけるのも大概にしろ、とゲンコツを食らった悟の横で私と硝子は笑いを堪えて震えていた。
まさか先輩が夜蛾先生に猫耳を渡すなんて思わなかった。
てか、先生も先生でそれを鵜呑みに猫耳を付けるとは、、、。
当事者の先輩だけが最後まで頭に｢？｣を浮かべていた。
ハロウィンらしいことは何一つなかったけど、この出来事はいい思い出である。
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cherry*(プロフ) - ナミさん» わーー！頑張ります🥺 (2023年3月25日 14時) (
レス) id: 24f8088d81 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 番外編�‘匹泙擦督困�ました！面白いです！続きが気になります〜！書いて頂き本当にありがとうございますm(_ _)m 更新楽しみにしています！ (2023年3月22日 18時) (レス) id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
cherry*(プロフ) - ナミさん» ご期待に沿えるか分かりませんがやってみようと思います❤️🔥ありがとうございますー！ (2023年3月21日 21時) (レス) id: 04cb4253df (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 番外編を考えてくださるだけで嬉しいです😭シチュエーションみたいなのは夢主ちゃんとの日常的なのをもう少し見てみたいです！夏祭りを任務無く,普通に楽しんだり…ハロウィンで仮装したり…？無理いってすみません💦 (2023年3月21日 13時) (レス) id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
cherry*(プロフ) - ナミさん» 読んで下さりありがとうございます😭そう言って頂き本当に嬉しいです❤️🔥今のところ番外編は考えてなかったのですが、ご希望のシチュエーション（？）とかがございましたら是非書かせてください（できるかは分かりませんが、😌) (2023年3月18日 6時) (レス) id: 04cb4253df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherry* | 作成日時：2022年1月14日 4時
