朝御飯 ページ6
スマホのアラームに叩き起こされた私は5時ちょうどに目が覚め、
自分を襲ってくる眠気と戦いながらお風呂に入る準備をした。
20分くらいゆっくり体を温めてから体を拭き、脱衣所に置いておいた制服に着替えた。
髪を拭きながらリビングに向かうと、
ジューと何かを焼く音と食欲をそそるようないい匂いが漂ってきた。
キッチンを覗くと、目玉焼きとウィンナーを焼いてるころんさん、
スープらしきものを作りながらころんさんに色々指示をしているるぅとさん、
それからサラダの盛り付けをしているジェルさんがいた。
るぅと「ころちゃん、卵に殻が入ってますよ!?」
ころん「あ、やべっ!……まぁ、これぐらいなら大丈夫っしょ」
るぅと「ちょっと適当になるのやめてください!ちゃんと取ってくださいよ」
ころん「はぁ!?いや、これ取るのめっちゃ面倒くさいんだけど!」
朝から大声でそんなやり取りをしているお二人。
るぅとさんに至っては寝るの遅かっただろうに、よくあんな元気に話せるな……。
すると、”なぁ、キャベツってこれぐらいでええ？”と尋ねるジェルさんの声が聞こえた。
ころん「あー、そこは適当に……って、入れすぎだよ!どんだけ食う気なの!?」
るぅと「これじゃあキャベツがメインですよ!」
ジェル「えぇ!?そんな怒る!?」
ジェルさんが盛り付けていたお皿を見ると、容器の三分の二をキャベツが占めているのが見えた。
……確かにアレは入れすぎだな。
キャベツ好きなのかなと思いながらジェルさんを見つめていると、彼と目が合ってしまった。
”おぉ、おはようさん”という明るい挨拶につられ、私も「おはようございます」と頭を下げた。
るぅと「あ、おはようございます。朝から騒がしくてすみません」
ころん「おはよう。ここにある食材の中で苦手なものってある？」
『たぶん、特にはないと思います』
ころん「おっけー!じゃあ、桜子ちゃんの分もパパッと作っちゃうわ」
私はお礼を言ってご飯作りを手伝った。
何か、みんなでわいわいしながらご飯を作るのって結構新鮮かも。
たまにはこういうのいいなと思いながら、私はころんさんたちと朝ごはんを食べた。
雑談していると時間があっと言う間に過ぎ、
気が付いたら家を出ようと思っていた時刻に差し掛かっていた。
ご飯を食べ終えた私は部屋に戻って学校に行く準備をし、荷物を持って玄関に立った。
＿＿＿よし。今日も頑張ろう。
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るー - あの、非常に言いづらいのですが、VOISINGのSの後ろのIが抜けてます… (3月29日 10時) (
レス) @page50 id: 1ea139476f (このIDを非表示/違反報告)
清水まりあ(苺きゅん。) - 内田さんちょっと好感度上がったww ちょっとすきになりました！(笑) (3月17日 22時) (レス) @page38 id: 63408e6da3 (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - 前半がいつもより主人公の気持ちが深く書かれててよかった！なんか…よかった！ (3月11日 15時) (レス) @page32 id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - 清水まりあ(苺きゅん。)さん» そうなんですか!?ありがとうございます!! (3月3日 22時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - さまーさん» 返信が遅れてごめんね!いつも褒めてくれてありがとう! (3月3日 22時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨萩さくり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2024年2月9日 7時
