集会 ページ32
勉強を終えた後はお風呂に入った。
ゆっくり体を温めてから布団に潜り込み、私は落ち着いた気分で目を閉じた。
そして、私はななもりさんが仰ってたあの作戦の内容を思い浮かべてた。
ー−−あれが上手くいく確率はかなり低いし高望みはしない方が良い……そう、分かってるけど。
どこか成功して欲しいと願ってしまう自分はおかしいのだろうか。
私は彼らの力を信じたいと思ってしまった。これは、変なことだろうか。
『あー、何か余計なこと考えちゃうな』
夕方に寝てしまったのもあってなかなか寝付けず、私はネガティブだらけになってしまった。
人前ではポジティブシンキングのフリをしてるけど、
一人になるとどうしても不安になってしまう悪い癖が治らない。
”はぁ”とため息をつくと、コンコンと部屋の扉がノックされた。こんな時間に誰だろう。
不審に思いながら扉を開けると、廊下には何故か人だかりができていた。
ちぐさ「やっほ〜、さくちゃん!今から俺らとパーティーしない?」
『何のパーティー!?というか、今からやるの?もう12時過ぎてるよ?』
あっきぃ「その辺は大丈夫ですよ。今回は騒がないタイプだし、寝落ちもOKなんで」
『え、えぇ……?そういう問題じゃないと思うんですけど』
私は明日も学校があるから、あんまり遅くまで起きてるわけにはいかない。
あと、何のパーティーなのか教えてほしい。
状況についていけず困惑していると、
”まぁまぁ、とりあえず行きましょ”とぷりっつさんに背中に腕を回され半強制的に歩かされた。
彼らと一緒に向かった場所は、誰かの自室であろう部屋だった。
物が多いから一瞬散らかってるなって思ったけど、すぐに割と綺麗だということに気が付いた。
ベットに折り畳み式テーブルに洋服、メイク用品など様々なものが置かれていた。
誰の部屋なんだろう。私は不思議に思いながらクッションの上に座った。
まぜ太「＿＿＿さて、君たちに集まってもらったのには少々訳がある」
謎の役を作りながら話し出すまぜ太さん。
”楽しそうだなぁ”と思いながら耳を傾けていると、彼は私に視線を流した。
ふと周りに視線を散らばせると、何故か全員こちらに視線を送っていた。
……何となく私が関係してるかなと思ったけど、目的が分からないから怖い。
まぜ太「第一回、柚木桜子を寝落ちさせよう大会〜!!」
『……え?』
突飛すぎる大会名に、私は目を見開いてしまった。
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るー - あの、非常に言いづらいのですが、VOISINGのSの後ろのIが抜けてます… (3月29日 10時) (
レス) @page50 id: 1ea139476f (このIDを非表示/違反報告)
清水まりあ(苺きゅん。) - 内田さんちょっと好感度上がったww ちょっとすきになりました！(笑) (3月17日 22時) (レス) @page38 id: 63408e6da3 (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - 前半がいつもより主人公の気持ちが深く書かれててよかった！なんか…よかった！ (3月11日 15時) (レス) @page32 id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - 清水まりあ(苺きゅん。)さん» そうなんですか!?ありがとうございます!! (3月3日 22時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - さまーさん» 返信が遅れてごめんね!いつも褒めてくれてありがとう! (3月3日 22時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨萩さくり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2024年2月9日 7時
