君を探して熱に酔う【宮侑】

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「と、まぁこんな感じよ」
彼氏との出来事・・・あ、元彼か。
一通りの説明をして、やっちゃんに視線を送ると・・・

谷「くぁwせdrftgyふじこl・・・」

あー。キャパオーバーしてますねぇ

　「あれ？そんな濃い内容話してないはずだけど・・」
谷「ハッ！？
　 いいいいや、あの、そそそーういうことじゃ、ちょ、想像しちゃっっっっ」
お酒でほんのり赤くなっていた顔が今では真っ赤
顔に手を当てて「いや、、でもっ」とうわ言のように暴走している

相変わらず純粋ねぇ・・・前までは想像もできないって言ってたのに。

「・・・」想像しただけで・・・ん？想像？？



　「やっちゃん！！！！！」
谷「シャッ！！シャチ！！！！」
大声にやっちゃんは敬礼をしながら返事をする。
いや、何故に敬礼？？ってちがう


　「やっちゃん。もしかして日向くんと進展あった？？？」
谷「エッ・・・アッッッッソノデ・・・/////////」

「ﾊｲ・・・」と湯気を出すやっちゃん

たしかやっちゃんは専門の前からの付き合いと聞いている。
遠距離とかでなかなか会えずやっと日本に戻って来たとか。


話を聞く度に『今時珍しい中学生の恋愛かよ』と思っていたが、やっと進展したのか。

うん。これは・・・


　「やっちゃん。その話詳しく」


聞く一択でしょ


クズ(元彼)のことよりも同僚の惚気の方が重要に決まってんじゃん


谷「ふぁ、、ひゃい・・・・」

”逃さない”そんな副音声が聞こえてくるような目で彼女に笑いかける




２時間ほどやっちゃんの事情聴取が行われた


✱
追加設定

二口堅治
・Aの元彼

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