2話 ページ4
皆は練習試合が始まる前のアップ中
やることが終わって、
ぼーっと皆の様子を見てるとクロに呼ばれた。
A｢どした？何かいる？テーピング？｣
黒尾｢いや、そうじゃなくてな
ちょっとわりぃんだけど、
一旦研磨と代わってリエーフにトス上げてやってほしいんだ。
こう、なんてーの
研磨に客観的な目線でリエーフの状態を見せたいというか…｣
そう言うクロの目線の先にいるスパイク練をしているリエーフと
それに付き合う研磨の方を見てみると
まあ苦戦しているようだった。
A｢苦い顔してんなあ、研磨w
わかった、代わってくる｣
クロ｢悪ぃな、助かるわ
研磨ぁ！一旦Aと代われえ｣
研磨｢ん、わかった｣
解放される、とでも言いたげな表情の研磨と
リエーフ｢え！Aさんがトス上げてくれるんすか！？
俺、頑張ります！！｣
疲れてる様子が全くなく、なんなら
いつにも増してハイテンションなリエーフ。
A｢久々だからちょっと上手くいくかわかんないけど、｣
数回トスを上げてみたが、
やはりリエーフの到達点はまだバラつきがあるようだった。
リエーフ｢おわっ……
つ、次は絶対打ってみせます！！！｣
A｢リエーフ、焦らなくて大丈夫だよ。
前より安定してるから、確実に成長してる。
でもまだ、踏み込み甘い時があるね
それと……｣
黒尾｢研磨くん、こちらから見た感じどーお？｣
研磨｢…セッターの俺のトスより、
スパイカーのAのトスの方が
リエーフが打ててる回数多いの、なんかちょっと悔しい…かも｣
黒尾｢最初にそれが出てくるとは負けず嫌いだねえ、ホント
まあでも、新しくわかった事あるんじゃない？｣
研磨｢うん、いくつかね。
Aと代わってくる。｣
一通りアドバイスをし終わった時
研磨が戻ってきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 876人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キクラゲ(プロフ) - ナノハナさん» ナノハナさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！(^^)更新頑張っていきますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。 (3月11日 7時) (
レス) id: c522cf4b3f (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ面白いです！！続きがとても待ち遠しくなります！頑張ってください！応援してます！ (3月10日 17時) (レス) @page21 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キクラゲ | 作成日時：2024年3月6日 7時
