story66 ページ23
貴方side
エマ「いいでしょ ねっ二人共骨折しよう」
ノーマン「エマ 何言って…」
エマ「あのね こんなハデにケガしてるから私が代わりに出荷されることはないと思うの
門で鬼が言ってたでしょ?」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
鬼「指の咲だけでもダメかなァ」
鬼「馬鹿 大事な
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
エマ「私達は“高級品”しかも“特別”出すときはちゃんとしてなきゃダメなんだよ
代わりに出されるとしたらレイかA。だから二人も大ケガしちゃえばきっとすぐには出荷されないよ」
ノーマン「そんな馬鹿な……」
レイ「ブッアハハハ その手があった!」
『フフッそんなこと考えるのエマくらいだよ』
すごいなぁエマ こんなこと考えるなんて笑
ノーマン「レイ!!?A!!?」
レイ「よし折ろう」
『でも別に腕でもいいんじゃない?』
エマ「あ そっか じゃ腕で!腕にしよう!」
ノーマン「いや待って必ずしも怪我をすればすぐに出荷されないとは……」
エマ「じゃあめっちゃ風邪引く!」
レイ「病気の時は食わんだろってことね」
エマ「骨折超痛いし風邪もしんどいけどいいよね?」
『うん』
ノーマン「そんな」
エマ「それでもダメならまた別の手考える 何だってする!」
ノーマン「なんで……おかしいよ三人とも そんな……」
エマ「ノーマンが死んじゃうより全然いいよ
ノーマン言ってくれたよね?」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ノーマン「みんなで一緒にここから逃げよう」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
エマ「“みんな”の中にノーマンがいなきゃ私は嫌だ!!予定外の出荷とかママの事情とか関係ない
「死ぬ」なんて選択肢最初からない!
大丈夫
一緒に生きよう?ノーマン」
ノーマン「うん……」
レイ「決まりだ 明日お前は塀に上って逃げたフリ」
ノーマン「ついでに下見もして来よう 警備は軽い内に済ませておいた方がいい」
『だね』
ノーマン「それに気になっていることがある……
気になっていることと言えばレイ、A。これ前にも一度聞いたんだけど……
二人はいつどうやって“秘密”を知ったの?
いや、だって普通気づきようがないでしょう
ハウスの正体……一体いつどうやって」
……やっぱり、話さないと…だよね、
137人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華藍(プロフ) - おもしろい!! (2022年12月24日 18時) (レス) @page26 id: 66eddf5a91 (このIDを非表示/違反報告)
文月 夜月 - とても面白いです!何日間かかけて一気読みしました!更新頑張ってください!応援しております! (2022年4月3日 15時) (レス) @page26 id: 58af1c9cba (このIDを非表示/違反報告)
YUYU86108480(プロフ) - コメント失礼します。このお話を読ませていただいてます!とても面白くて一気に読んでしまいました!!更新頑張って下さいね!! (2021年1月4日 15時) (レス) id: 046d470967 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白夜 | 作成日時:2020年6月14日 22時