GFの天才少女は異能持ちらしい 2【約ネバ×文スト】

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ノーマンside

──11月1日 水曜日

エマ「なんか正直に話せてスッキリした」

ノーマン「うん」

結果タイミング的にも今で良かった

決行まで1週間 火種はない 準備も順調


できる 脱獄まではできる!!





問題はレイをどう欺くか

それと……







Aにどう協力してもらうか…



レイに悟られず、Aに協力してもらって全員を連れ出す

その方法だけ白紙(まっしろ)だ

今のままでは不可能…
一体何をどうすれば──

エマ「ねぇノーマン ちょっと相談があるんだけど…」

ノーマン「うん？」

エマ「私なりに考えたんだ「全員を連れ出す方法」」

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エマ「無茶かな……？」

ノーマン「無茶だね……」

エマ「でもこれでママの隙は突けると思うし、現実(ホント)に全員で逃げるにはこれしかないと思う」

ノーマン「うん じゃあAにも言おう
きっといい作戦を立ててくれるはずだよ」

エマ「うん！」

それにこれならレイを欺けるかもしれない…!!

レイについては他に気になることもある

─────
ノーマン「レイはいつ どうやって秘密を知ったの？」

レイ「お前ら3人を殺させないためだよ!!」

─────

僕ら3人(・・)…

僕の思い違いでなければ レイは…

となるとそれも絶対に阻止しないと─





Aの為にも…









✻


ドン「言われた通り盗ってきたぜ 洗剤に除草剤……
こんなの何に使うんだ？」

ノーマン「下見の時役立つ」

ドン、ギルダ「??」




✻

ギルダ「ねぇ「下見」って柵の先 塀に上って「外」を見るんだよね？
発信機……どうするの？」

『“「確認」させなければいい”…そうでしょ？ノーマン』

ノーマン「その通り」

『ママとシスター それぞれの目を他へ向ける
「確実にコンパクトを見ない状況」をつくり出して、その間に素早く下見をする』

ドン「でもどうやって……？」

ノーマン「ママはレイに足止めしてもらう
偽の情報を流してもらうんだ」

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『……………ごめん……レイ…………









…………こんなボクを許してね……………』

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