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不安げにゆらゆら揺れる赤い瞳。
一瞬、その瞳に釘付けになった。
「っ……で、」
話を……続けなきゃ。
「正確には、殺されたんですけどね。」
そう。ずっと、病死だと思ってた。
だけど、違った。
父親が毎日少しずつ薬を入れていたらしい。
その薬で徐々に兄は衰弱していき、病院で静かに息を引き取った。
私がその事実を知るのはそれから3年後。
それも、両親の死がきっかけで。
両親は私の目の前で殺された。
その犯人に兄の死の真相を聞かされた。
「正直言ってショックでした。親が自分の息子を殺したなんて。」
普通なら両親を殺した人の話なんか聞かない。
けど、心の何処かで兄の死に疑問を抱いていたから、すんなり聞き入れたのだと思う。
「……その後の記憶は…曖昧なので特に話はしません。」
………空気が重い。
「……段ボール…は何がどうなってんでィ。」
段ボール…あ。
「ああ……銀髪の男の人に入れられた。」
みんなが一斉に動きを止める。
え？なんかやらかした？
「………あんの野郎……」
「さすがに段ボールに入れるのは……」
「さっすが旦那でさァ。」
誉めんじゃねぇ！！とゴリラとニコ中に怒鳴られる童顔。
良い気味だ。
…じゃなくて！
「旦那ってあの銀髪？」
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花 - やってまった、半分青いですか？ 面白かったです！更新頑張ってください！ (2018年10月12日 18時) (
レス) id: f54e411221 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 面白いです！応援してます頑張ってください！ (2018年8月10日 14時) (レス) id: 1c6edb963b (このIDを非表示/違反報告)
あくび - 頑張れ 頑張れ 頑張れ 頑張るんだー (2018年7月26日 14時) (レス) id: 2e696d8010 (このIDを非表示/違反報告)
あくび - やってまった・・・やってしまった？ですかね？ この小説面白いですね！応援しています頑張ってください (2018年7月26日 14時) (レス) id: 2e696d8010 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞桜 ─桜舞う─ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mao1643/
作成日時：2018年6月11日 18時
