サボり(続) ページ9
「おはよう」
その言葉がかけられた瞬間飛び起きた
夏「実習をサボった挙句、勝手にこの教室に入って寝
るなんていい度胸してるじゃないか」
頭を上げると目の前には黒い笑顔をした夏油先生
、、、これは流石にまずい
A「え、えと、、、」
夏「放課後、生徒指導室においで」
来なかったら、、、分かるよね?
と、圧をかけられる
A「は、い、」
空き教室を出て自分のクラスに戻る。
クラスメイトが何か言っていた気がするが、今はそれどころじゃない。
授業すら頭に全く入ってこなかった。
そしてホームルームが終わり放課後になった。
A「あぁー、行きたくないなー」
あのお仕置きを思い出した途端、まだ叩かれてもないのにお尻がジンジンと痛くなってくる。
嫌だと思いながらも生徒指導室に向かっていく。
完全に自分が悪い。
だんだん近づいてくるにつれ足が重くなる。
A「着いた、、、」
さて、どうしようか、、、
夏「入っておいで」
立ち尽くしていると中から声をかけられた。
、、、入るしかない
扉を開けて中に入った
夏「そこ、正座して」
ソファに座っている先生の前に正座する
この床の感覚が大嫌いだ。全て自分が悪いのだが。
夏「まずは理由を聞こうか」
A「やりたくなくて、」
夏「その“やりたくなかった”理由は?」
A「、、、それは」
言葉に詰まってしまう。実力の差があるのが嫌だなんて言えない、言いたくない。
それに、、、イヤだな、この感じ。
全部見透かされているような、、、
夏「私には言い難い事なのかい?」
A「言わない、」
夏「そう、ならおいで。泣いた後もう一度一緒に考え
ようか。」
スカートを握り締め夏油先生のもとまで行った。
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あいか - 夏油様にお尻ぺんぺん?!嬉しすぎて泣く (4月23日 12時) (レス) id: 0f83f80d62 (このIDを非表示/違反報告)
とん - おもしろい!これ好きです!できれば、同じものをpixivにもあげてほしいです (4月3日 17時) (レス) @page10 id: 933b2ad5aa (このIDを非表示/違反報告)
あいか - あ、ごめん、 (1月2日 22時) (レス) @page10 id: ca2e986021 (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬ - ノアさん» あいか口悪くて草 (1月1日 23時) (レス) id: bd60e28577 (このIDを非表示/違反報告)
あいか - すごい面白そうなんですけれども、また投稿してください…… (11月13日 14時) (レス) @page10 id: 86efce950c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクラまかろん | 作成日時:2022年3月22日 0時