酔っぱらいが2人 ページ34
うらたside
さっきからフラフラしている赭刃さん。それに、顔も赤くなっていた。
う「おーい、赭刃さーん!」
『はぁい…』
名前を呼ぶと、酔っぱらいみたいな返事をした。え、酔ってんの!?
う「おい坂田!真冬!赭刃さん酔っちゃってるよ!?」
坂「は?赭刃さんはお酒飲んでないやん?」
ま「そーだようらたさん!そらるさんと一緒にしないでよ!」
う「そーだけどほら!」
今度は3人で見てみると、赭刃さんは机に伏せていた。って、そらるさんはもう寝てるじゃん。
するとこちらを見る赭刃さん。『暑い…』と一言。
ま「水貰ってくる!」
勢い良く飛び出してったまふまふ。おい、今スゴい音したぞ…
坂「え!ちょっとまふまふ見てくる!」
アホが行ってどうにかなるのかよ…
まぁ、あいつらのことは良いとして、この2人をどうするかだよな…
とりあえずタクシーを呼んで、赭刃さんに意識があるのか呼んでみることにした。
う「おーい、赭刃さーん起きてますかー?」
『起きてる…』
あら、タメ口なのね。
でも、起きてるって言っても意識は朦朧としてんなー…
う「タクシー呼んだんでもう帰りますよ?」
『ん…』
ま「ただ今まふまふと坂田、水を持って帰還しましたー!」
う「遅いわ」
叫びながら敬礼する水を持ってきた真冬と付き添いの坂田。
でも時既に遅し、赭刃さんは寝てしまった。
う「とりあえずタクシー呼んだから帰るぞ」
坂「おぉ!気が利きますねうらたさん!」
う「あぁ、お前と違ってな」
「え!?」とデカイ声で叫ぶ坂田は置いといてこの2人をどうするかだよな…
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作者名:桜貝 | 作成日時:2017年11月2日 23時