第六十六訓 ページ17
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「……うん、わかった。…ごめん、謝るのは、これで最後。」
にしても、私は晋助にしか謝ってないはずなのにな
コイツらいつから起きてたんだろうね？
情けなくも私たちは師に、松陽先生に守られた
きっと私たちが先生の枷にならなければ先生ならあんな奴らを切り抜けるのは容易い
でも、それをしないで奴らに従ったのは、そういうことだろう。
私が小太郎に傷の処置を受けている間に銀時と晋助は今後どうするか話しているみたい。
傷の処置に当たって、止血には小太郎の袖口を裂いて使っている
…なんとなく、また申し訳なさが心中を埋めた。
桂「他は全部返り血か？」
「うん…たぶん？」
桂「さっきから傷に対して随分曖昧だな」
「だってココ以外痛くないし…」
そう言って腹部を軽く擦る
さっきまで気が付かなかったけどある程度泣いて落ち着いたら
腹部に結構深い傷。刀で貫かれたみたいな傷があった。
それ以外の擦り傷や、切り傷はほぼ痛みもなくなり傷も治り始めているのに
なぜかこの傷はいつもの脅威の回復スピードについてきていない、そのままだ
桂「考えられるのは「�（�部だから」という部分的要因か
「��敵の特定の武器だったから」という対象物に問題があったのか…
あるいは「�Ｆ�付や時間帯など発動条件がある」ということか……」
「いや…まず、他に存在しないだろうけど“桜の一族”と“夜兎”の混血。
血の入り交じりによって起きる「異例」っていうのもあるから…要因は色々存在するよ。」
桂「ふむ…やはり“桜の一族”について分からないことが多すぎるな。」
「うん…一応先生が持つ本はあらかた読んだけど分からないことは多かったよ」
丁度良く、この会話は私と小太郎2人で繰り広げられているが
たぶん、あの2人…いや銀の大馬鹿と勉学に興味がない奴が聞いてもわからないだろうな。
勉学が好きな「本の虫」の小太郎と、自分のことについてよく調べる私だから成り立ってると思う。
にしても…�◆崚┐良雋錙廚�…。
うろ覚えの記憶を手繰り寄せ、思い起こすと
確かこの傷は手こずって、仕舞いには逃げられた顔も見えなかった奴にやられた
記憶が朧気なせいで、ただの勘違いの可能性の方が大きいけど
…もし、気のせいじゃなかったら…だけど
アイツの刀は最初見た限り打刀サイズ
なのに貫かれた時見えた刀は“大太刀”くらいの大きさだったと思う。
傘からチラリと見えた弧を描いた口。
「アイツは何だったんだ…？」
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寧々 - 文章のひとつひとつが丁寧で全体的にとても綺麗な作品だな、と思いました…。初めの頃より少し髪が伸びましたね。この先も彼女の成長を見ていきたいです。 (2023年3月22日 18時) (
レス) @page46 id: 64f7a4220b (このIDを非表示/違反報告)
りゅーり - 久しぶりにこの作品読み返しまた！更新楽しみにして待ってます！ (2022年8月11日 23時) (レス) id: ccd8abd8be (このIDを非表示/違反報告)
睡-ｽｲ-(プロフ) - 峰さん» コメントありがとうございました。コメントがあると戻らねば、と思うので多忙でも更新欲が湧き、励みになります。短く真実のみの原作を私なりに夢主の視点で広げてまいりたいと思いますのでゆっくりお待ちください (2022年5月26日 23時) (レス) id: 7433db5bad (このIDを非表示/違反報告)
峰 - 面白いです！ (2022年4月4日 0時) (レス) @page41 id: 3035439a9e (このIDを非表示/違反報告)
睡-ｽｲ-(プロフ) - こっぺぱんさん» お待ちくださりありがとうございます。遅くなりましたが再始動していこうと思います！それでもゆっくりな更新となりますがどうぞお付き合いいただければと思います！！ (2021年10月4日 19時) (レス) id: 7433db5bad (このIDを非表示/違反報告)
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