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一瞬の事だった。
茂みの中から急に出てきた大きな影に
強く抱きしめられた。
彼の顔が上がる
理｢…A 。｣
すると後ろで大きなため息が聞こえ
銃｢俺は仕事がある。面倒よろしくな。｣
そう言って銃兎は車に乗って帰ってしまった。
帰ったあともずっと抱きしめられる。
『…理鶯 ? 』
私が呼びかけると少し力を緩めて
私の顔をみる。
茂みで着いたのか頭の上に乗る葉を
背伸びをしてとる。
『 急に出てきたからびっくりしたよ。 』
｢…すまない。驚かせるつもりはなかった。｣
そして私の頭を優しく撫でる。
私が気持ちよく撫でられてるのを見て
優し表情を浮かべる。
｢行こう。ここは暗くなると冷える。｣
『うん。』
理鶯に手を取られ優しく握られた。
私はそっと握り返す。
そして私たちは林の中を歩き始めた。
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ゆる - 更新楽しみにしてます！ (2020年8月3日 16時) (
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作者名：はるはる。 | 作成日時：2019年10月20日 16時
