赤髪くんpart6 ページ30
赤髪海賊団in居酒屋
明らかに悪役ヅラで腕に刺繍がある男がドアを蹴り砕いて居酒屋に入ってきた。
「も……きゅもきゅもきゅ」
「セリシアは可愛いよな。いや美人か。
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花ってな！」
「どこで覚えてきたんだ？」
「馬鹿にするなよ」(ドャァ
一瞬動きをとめたセリシアはスルーの道を極め
シャンクスはそんな彼女を褒めちぎりベックマンは胃がキリキリしていた。
ちなみに未だに船員たちは倒れている。
店員も慣れっこなのか特に気にしていない。
結果的に、総無視。
「馬鹿にしてんのか俺は嵐グマのラスルカだぞ！」
ぴたり、セリシアの動きが止まる。
その反応に気を良くしたランカは穴が開くほどに
セリシアを見つめ、そして気づいた。
「お、お前《預言者》……。」
「あぁ。アライグマのラス○ル。」
「「ぶっは！」」
皆んなが盛大に吹き出し、ラスルカに至っては放心状態をキープし続けていた。
セリシアは人の名前を覚えることが苦手でクラス全員を覚えるのに三ヶ月かかったというものすごい記録がある。
「て、てめぇ！」
まだ自分が何をしたかわかっていない少女はとりあえず襲いかかってきた男の拳を避けて、とりあえず足を出して引っ掛ける。
簡単に倒れてしまった男を尻目にセリシアはパフェを完食した。
「懸賞金2億4,000万の男をあしらうとは流石だ」
何故かベックマンに褒められてセリシアはもう困惑していた。だがそこで大事なことを思い出す。
自分の居場所がバレてしまったのだ。
「シャンクス、ご馳走様。もう出航するよ。」
「夜遅いぞ⁉」
「出航に朝も夜もあるか。……そうだ。これで
ビブルカードでも作れ。いつでもくるといい。」
ぷちっと銀の髪を一本抜いたセリシアが宴の夜白ひげに渡したようにシャンクスの指に髪を巻いた。
「わかった！飯は1日3食50品目だぞ！」
「貴方は私の母か何かか？……心がける」
「なるべく早く寝ろよ」
「分かった」
ベックマンの注意に即座に反応するセリシア。
「俺の時と反応違くないか！」
「気のせいだ。それじゃぁ、又今度」
「あぁ！絶対だぞ！」
.
こうしてベックマンの笑顔とシャンクスの男泣きのもと、セリシアは夜の海に出た。
(●´ω｀●)説明
セリシアは白ひげとシャンクスにビブルカードを作るように言っています。
でも自分は持っていません。
Aさん有難う御座います。
.
ラッキーアイテム
白い鯨
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
優李(プロフ) - 咀嚼音いります？？ (2021年5月6日 13時) (レス) id: e006b8a2f6 (このIDを非表示/違反報告)
おかか。ですか(プロフ) - とても面白かったです！ちなみに私は1年経ってもクラス全員のフルネーム覚えれませんでした。←どうでもいいことをすいません (2021年3月6日 21時) (レス) id: 0ecde9d0b0 (このIDを非表示/違反報告)
鴉麗(プロフ) - snowさん» 率直で嬉しいコメントをありがとうございます、ぼちぼち更新していきますので、よろしくお願いします！ (2017年12月11日 22時) (レス) id: fe16c709f3 (このIDを非表示/違反報告)
snow - 面白いですね (2017年12月10日 15時) (レス) id: ca8fc47821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴉麗 | 作成日時：2017年3月26日 1時
