【銀魂】真選組の陰 (ページ7)

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5話ページ7

Aside

『見回りにいってくる』

屯所を出る

「おい！漣！」

土方さんの声に聞こえたが知らない

街の中をのんびりと歩く

街は相変わらず平和だ

凄く気分がよかった

『こんなに気分がいいと何かありそうだな』

入り組んだ道を歩いていた時だった

ガラガラ

ドンっ

何かが落ちてくる音がした

『ｯ……』

私は一応警察だ
働かねばならない

音の下方向に走り出した

＿＿＿＿＿＿＿

到着すると、男達が集まっていた
指揮を執っているのはロン毛の黒髪の男だ

『……誰だ』

後ろから、男に刃を向ける

「……名乗るのは貴様だろう」

聞き覚えのある声だ

この声は……

『……ズラ？……』

ズラらしき人物は、こっちを向いた

「ッ……A……なのか？久しいな」

姿も声も変わらない
余裕そうな顔をしているズラに脅しをかける

『ﾌﾌｯ……私は、今真選組だ。その気になれば、お前を捕まえることも出来るが……』

「お前は、今はせんだろう。俺は、お前をわかっているさ。、」

ハハハ……冗談だと分かっていたみたいだ

『……そうか。で、銀時か？それは』

気絶している銀時らしき人を指す
ズラは、思い出したかのように言う

「まぁ、立ち話もなんだアジトへ来い」

ズラの発言に周りの攘夷志士たちが反応する

「桂さん！相手は、真選組です！敵を案内するなど……」

『……今は、友としていることを誓おう。これでいいか？』

攘夷志士達は、何とか納得してくれたようだ

『早く案内してくれ』

友をころすわけにも行かないからな……