7話 ページ9
You side
-------------キリトリセン------------
芝居中の俳優さんの名前表記は
キャラクター名になります
-------------キリトリセン--------------
ー稽古場ー
茅野「…それじゃあ〜、次は2代目審神者登場シーンから、内緒で来たのとこまでをとりあえずやってみようか」
とうとう私が初めて舞台上で喋るシーンだ……
まずは噛まないように、よし…
茅野「ではさん、にー、いち」
タッタッタッ
「はぁ、やっと見つけた……」
大和守/堀川/長曽祢「え………ええぇぇ!?!?!?」
陸奥守「こ、こがな所で何しゆーがぜよ!?」
和泉守「うるせえなぁ、どうしたんだよお前らそんな驚いて…って
次期主!どうしてここに!?」
「っははw良い反応すんな〜」
長曽祢「笑っている場合ではないぞ次期主!!
ここがどれだけ危険なのかわかっているのか!」
「うん、ちゃんとわかってるよ。
それを承知で来たんだ。
自分のミスのせいで巴が折れるのは嫌だからね。」
巴形「俺が…折れる…?」
「ごめんね、巴。
自分の見落としでお守りを持たせ忘れてたんだ、だから届けに来た。」
巴形「これは…本丸へ帰還した時に手渡すのでは遅いのか?」
大和守「そのお守りはね、僕たちがもし折れたとしても一度だけ復活できる不思議なお守りなんだ。
出陣の時には皆必ず持っていくんだよ。」
「そういう事、巴はまだ本丸に来て数日しか経ってないってのは今代の主から聞いてたんだ。
だからお守り無しでの出陣は危険だと思って、こんのすけに無理言って出陣先の時代への行き方を教えてもらって、ここに来たんだ。」
巴形「そうか、俺が未熟な故に、次期主にわざわざ苦労をかけてしまったな。すまない。」
堀川「あの〜
ところで、その……
今代の主さんにお許しは…?」
「………あー
特に、貰ってない…かな……内緒で来たし…ハハ」
よし、とりあえず噛まずにできた。私にしては頑張ったぞ…
茅野「よし、それじゃあまず審神者は最初上手側から走って舞台中央あたりに来るんだけど…
ちょっとそれ客席から走ってくる感じにしようか」
キャスト陣「「「「「おお〜」」」」」
鳥越「ひと足早い客降りみたいやな、お客さんテンション爆上がりするんちゃう?w」
茅野「そうそうそんな感じ、客席のどこからくるかは日替わりにしてちょっとお客さん達にドキドキ感をねw
階段ではくれぐれも転ばないように気をつけてね」
「わかりました!気をつけます!!」
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作者名:紀 | 作成日時:2021年2月7日 3時