【WT】太刀川慶がNo. 1攻撃手を守り続ける理由〜太刀川と貴方の4年間〜

約束12 ページ14

あれから3日 私は特に何もしていなかった 遠征に行ったので休暇を1週間貰ったためである


『にしても 暇だな〜』


ここは危険区域の近くのため誰もいない


『…あれ？あの女の子なんで危険区域に…』


ウーーーウーーー


『！ さっきの女の子の方だ！ トリガー起動』


私は急いであの子の元に向かった


「っ……」


『危ないっ！』


ザシュッ


ふぅ 良かった


『大丈夫？』


私は倒れていた女の子の手を取った


「はい ありがとうございます」


可愛いな 小学生かな？


『そういえば何で危険区域に入ったの？』


「！ それは……」


聞こうと思ったら後ろから声が聞こえた


「浅間さんっ！」


『ん？あ！准君！ 防衛任務？』


嵐山「はい でもこの様子だと浅間さんが片付けたみたいですね」


『うん そうそうたまたま近くにいたから あ！そういえばこの子…あれ？』


嵐山「どうしたんですか？」


『いや さっきまで居た女の子どこ行ったかなって』


うーん逃げられちゃったか〜 まあいっか


『ううん 何でもない時枝君達とA級目指して頑張ってね 広報の仕事も』


時枝「はい ありがとうございます」


『んじゃあ 佐鳥君にもよろしく伝えといて』


嵐山「はい ありがとうございました」


『いいえ〜』
ーーーーーーーーーーーーーーーー
本部に寄って個人ブースに行くと中学生が3人いた


「また俺に負けたな 槍バカ」


「は？お前に言われたくないし弾バカ」


「………」


言い争ってる2人と目つきの悪い子達がこっちに向かっていた


「あれ？上層部の………浅間さん？」


とカチューシャの子が喋った


『ん？そーだよ〜 浅間 Aですね』


すると弾バカと呼ばれてた子が


「あ！太刀川さんの師匠！？」


『？ そうだよ 慶の知り合い？』


「あ 俺 出水公平って言います 太刀川隊の射手をやってます」


！ 慶の隊の子だったのか！


『おお〜！太刀川隊の子ね それで君は？』


「米屋 陽介です！こいつがリーダーの三輪隊に所属してます」


『三輪隊？ 君 三輪君っていうの？』


三輪「……ああ」


なんか怖いなぁ…


『まあこれからも本部とかで会うと思うけどよろしくね 出水 米屋 三輪 ((ニコッ』


3人「っ///」


？ 皆顔赤いけど大丈夫かな？


「浅間さぁーーーん！」


そう私を呼んだのは私が会いたかった……


『慶っ！』


そう言って私は思い切り慶に抱きついた

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