記憶喪失…? ページ7
「いない……?」
母「はい?」
「ななもり。、ジェル、さとみ、ころん、るぅと、莉犬」
「この名前知りませんか…?」
母「はい?」
「うそ…」(そんな…)
母「どうされました…?」
「…」
執事「…体調が優れないようですので今日はお帰りください。また後日おいでください」
「はい」
そして私は執事さんと2人になった
「あの…」
執事「無理なお願いに応えていただきありがとうございます。」
執事「奥様は…ななもり様方の記憶が消えております。記憶喪失というものです。この前もさとみ様を深く傷つけてしまいました。」
「さとみ…?どういうことですか」
執事「それは私からはお話できません」
「…記憶は戻らないんですか…?」
執事「…分かりません。病院からは精神的なものだと。」
「…そうですか…」(これじゃ…会えたとしても何も出来ないじゃん…余計悲しくなるだけ…)
執事「また来てください、今度は誰かと一緒でも構いません。私は奥様の記憶を取り戻したいのです…」
「…」
執事「それでは…」
「ありがとうございました」
ガチャンッ
(まさか…記憶がないなんて…)
さとみが手を振っている
「…」(このことさとみも知ってるんだよな…)
さ「どうだった?」
「…ごめんさとみ。執事さんがお前らのこと言ってもいいって言ったから言った。」
さ「そうか…」
「…さとみは知ってたの…?」
さ「うん…。最近会った時にはもう記憶がなかった。」
「っ…」
さ「どなたってな…」
悲しそうな顔
そんな顔させたくないのに
「さとみはどうして欲しい」
さ「…?」
「記憶戻ってほしい…?」
さ「俺は…元の父さんと母さんに戻って欲しい」
「そうか…」
さ「でも…もう無理だ…。変わり果てた」
「無理じゃない。…無理じゃないもん。」
ダメだ私。
今までの感情が溢れてきて
涙が出てくる
ポロッ
「…グスッ…無理じゃないよ…」
さ「なんでAが泣くんだよ(´・∀・`)」
「だって…グスッ…辛いじゃん…」
さ「Aは優しい子だな」
ギュッ
「っ…グスッ…」
さ「…」
人の温もりって安心する
さとみも少しは安心してほしい
きっと今すごく辛いと思う
ずっと会いたかったお母さんが自分のこと忘れてるんだから。
「っ/////もう離せ////」
( '-' )ノ)`-' )
さ「雰囲気ぶち壊しw」
「(*˘^˘*,,)フンッ」
さ「ありがとう///」
「別に何もしてないし//」
さ「Aはいてくれるだけでいいんだよ」
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みかん(プロフ) - 夢花さん» 雪奈ちゃんは最強です(。 ・`ω・´) (2021年4月2日 19時) (レス) id: b125673edb (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - いや普通に雪奈ちゃんすこ (2021年4月2日 17時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 吸血鬼と人間のハーフくんさん» ありがとうございます!!お兄さんまで…!ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです(*´∀`*)これからも頑張っていきます!! (2020年7月21日 6時) (レス) id: a9bd6f7da9 (このIDを非表示/違反報告)
吸血鬼と人間のハーフくん - うん、好きです。はい(さらっと告白みたいなのするなし) 兄)俺もみてます!面白くて好きです! これからも頑張ってください! (2020年7月21日 2時) (レス) id: 315c812a82 (このIDを非表示/違反報告)
蝶猫(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます!これからも頑張ってください(´・ω・`) (2020年5月21日 11時) (レス) id: c5e235e282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん | 作成日時:2020年4月25日 19時