４６話 ページ49
A視点
『グルッペンさん、私やっぱりあのクソ親の鎖から逃げ出したい。彼奴らを懲らしめたいです。』
『どうか助けてください。』
私は涙を流しながら、グルッペンさん達に向かってお辞儀をしていた。助けて、彼奴らから私を救ってください。
━━━━━━━━━━━━━━━
『…………』
私はあれから2日間部屋に閉じこもっている。
あの日から私はより一層の人の目が怖くなった、シェアハウス内はまだしも学校だと最悪吐いてしまうかもしれない。
体調も優れない、頭痛が情緒痛いし、耳鳴りがするほど悪化している。だが今日は平日、学校も普通にあるからシェアハウス内は調理師以外は居ない。
昨日も部屋にずっと閉じこもっていたから、学校から電話が来た。兄貴が伝えていると思ったが伝えていなかったらしい。
電話先は｢猿山｣先生からだった。
『お久しぶりです、猿山先生。すみません、無断で休んでしまって』
久しぶりに出した声はとても弱々しくなっており、今にでも死んでしまうのでは？と思う程。
rd｢いや、その声だと相当酷いんだろうな。体調が回復してからしっかりと学校来いよ？｣
『はい、』
rd｢俺さぁ、大体Aと授業中話してるからさ。A居ないからさ詰まらないんだよなぁ。｣
『そう、なんすか。』
rd｢おう、だからよ。体調直ぐに良くしろよ？｣
『…………善処しますよ。』
rd｢ん、それでいい。じゃ、明日も一応電話するからな〜。またな｣
『はい、失礼します』
ｶﾞﾁｬ
そっかぁ、猿山先生は退屈してんだ。
私が居ないと大変する人も居たんだ、私大切にされてたんだ。
これが昨日までの話。
現在はまだ10時前後。今から学校に行っても間に合う。体調は、平気だろ(適当)
私はバッグに適当に教科書を入れ、弁当は作っている暇がないので財布を入れた。
服装は上にジャージでも来て下は制服のスカート。それでいいだろう、私はシェアハウスの玄関を閉めて学校に向かった。
『あ、テストか。、まぁ、姫川さんにもう負けたっていいや。』
なんかあんな親の愚痴言ったら心が軽くなった気がした。ふー、さて急ぎますかね。
＿あら、もう平気そうね＿
＿立派になったなぁ、やはりあの子を信じて良かった＿
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ウイ(プロフ) - サクメすァァァん！！！！グル様は3歳児じゃなくて5歳児でぇぇぇす！！！失礼致しました……ｯﾌｧｯこの作品神です!!!!!!!!!!!!!!!!!!ｯﾌｧｯｯﾌｧｯ (2022年5月25日 16時) (
レス) @page31 id: 00820fe97a (このIDを非表示/違反報告)
えだまめ - このシリーズ好きだわぁ…あとﾋﾒｶﾜがﾋﾜｶﾒに見えた… (2021年9月10日 16時) (レス) id: 7df46c6c74 (このIDを非表示/違反報告)
はぁぶ。＠某戦争屋推し - あ、なるほど。(察)お大事になさってください。夢主ちゃんの、兄貴だけに強く当たるような性格、好きです。更新、気長に待ってます！ (2021年8月5日 18時) (レス) id: 457f98608e (このIDを非表示/違反報告)
季柳(プロフ) - 内容や設定、そして文章が見やすく，分かりやすかったです！お気に入り登録失礼します。 (2021年8月5日 16時) (レス) id: 1ba42cada5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクメ ノイル | 作成日時：2021年7月28日 0時
