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A side
と言うのが数時間前の話。
私はというもののゾムのあれほどまでの頭の悪さに驚き、徹夜してでも問題集を作ることにした。そのせいで少し目が疲れてきた……
(外に出て涼むか……)
私は椅子から立ち上がり、扉を開ける。
廊下は凍えるぐらい寒いが構わず私は外への扉へと向かう。
先日からゾムに付きっきりで勉強を教える為、幹部棟のある一室を借りたのだ。
そのせいでよく変な来客が来るけど……
でも楽しいし、暇はしなくて済むだろうな。
ｶﾞﾁｬｯ
外への扉を開ける、外は星空が輝き雲ひとつなく月夜の光が照らしつけている。
そういえば最近もうひとつの能力使ってなかったな。でもあんまり人目に付く場所でやると悪口言われるからいまならばれないよね。
「【
私は唱えた後近くの窓に近づいて自分の全身を確認する。
確認するや否や私はおお喜びした。良かった、身体は訛ってなかった。
恐らくこれは基本中の基本問題からは離れているが、
能力を複数所持する人は限られている。
それを区別するには簡単な事をすれば直ぐにでも分かる。
寿命を差し出す能力を持っている人間はもうひとつ寿命を差し出さない能力を所持できる。
(でもそうなるとゾムはどうなるんだろうな、)
彼奴の能力自体は決まりがあやふやだから何でもし放題だよ、他の能力に比べて……
ﾊﾞﾀﾝｯ
「ﾋｯ……」
教会の方から大きな物音がした、こんな夜なかに音がするなんて絶対人為的じゃん。私は観光客の恐れがあるので、辺りを警戒しながら教会へと向かう。
でも、この感じトントン様だ。
今日は徹夜だーっ手目が死iんでたからな、私は普通に教会の扉を開けるとトントン様が術の上で禁術を唱えて居た、
「能力の複数所持は生まれつきの人ではないと罪人扱いされますよ、トントン様。」
tn「？、お前、ぞ、そむ？」
あ、やべ。能力とくの忘れてた。
私は直ぐに能力を解除すると、トントン様は驚いたような表情になっていた。
「どもっす、幾ら総統様を守りたいからって禁術を唱えちゃ駄目ですよ。」
さぁ、能力を使わずに何処まで静かに戦える？私、
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作者名：サクメ ノイル | 作成日時：2022年12月12日 1時
