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『こ、怖かったぁ』
zm｢別に、び、ビビってねぇし⤴︎︎⤴︎︎｣
sya｢ふーん?いいこと知ったわぁ｣ﾆｺﾆｺ
映画のストーリーは少しホラー要素が含まれていた。ホラーは大の苦手なのだ、色が見えていた頃は今よりもっと酷かったが色が無くなると少し平気になるのだ。
それにしてもあのゾムくんがホラー苦手とはいい情報だなぁ、と私は思っているとシャオロン君が喋り始めたのだ。
sya｢ごめ、グルッぺン。俺ゲーセンいきたいんやけど、行ってもええ？｣
gr｢あ”ー、別にこの後のプランはないから平気だな。行くか、｣
『早いな笑』
ということでゲーセンに行くことになりましたね。ゲーセンは1階にあるのでエスカレーターで降りる事になった。
『(う”、エスカレーターって線が多いからどれを超えると危ないかよく分からないんだよなぁ……)』
仕方がない、頑張って歩くか。と溜息をつきエスカレーターに乗ろうとした途端、後ろにいたゾムくんが私の腕を引っ張ってくれたのだ。
zm｢Aさん、危ないんでエレベーターで行き、ませんか？｣
と私に言ってくれたのだ。
なんて優しいんだろうな、よしじゃあ
『うん、そうしよっか』
と彼に微笑んだ。
そうすると彼は私の歩くペースに合わせて歩いてくれた。
こう言うのを見ると惚れてしまう女子も多いと私は思う。私も惚れてしまうほどかっこいいと思う、けれど私は『好き』とは言えない。
私のこの『好き』という言葉で過去に大きな事を起こしてしまったから。もう、誰かに『好き』という事を辞めることにしたのだ。
＿1階です＿
エレベーターの扉が開くと、ゲームセンターの入口付近に着いた。ゲームセンターは休日の為人が多く、混んでいる事が読み取れた。
｢最悪ぅ、彼氏浮気してたんだけど｣
｢はぁ、絶対無理だよ｣
｢ねぇあれって〇〇さんじゃない!?｣
『……』
私は色が認識できなくなってから、耳が敏感になったと思う。遠くからの会話でも細部まで聞き取れてしまうからだ、
だから人混みが嫌いなのだ。
電車の移動は常にグルッぺンかトン氏がそばにいてくれるので、電車で倒れた経験は０で済んでいる。
zm｢……音楽聴きます、か？よく、聞くんで。目が見えない人って耳がとっても敏感になるって｣
『え、知ってるんだ。』
zm｢色々俺も経験してるんで、ヘッドホン貸しますよ｣
と言い彼はヘッドホンを貸してくれたのだ。
私はヘッドホンを付けて音楽を流した。
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ロクロ - おもしろい (2022年1月24日 18時) (
レス) @page23 id: 65d7101284 (このIDを非表示/違反報告)
ミ〜 - コネシマさんがショッピ君の後輩になってますよ、、、これから頑張ってください！ (2022年1月22日 21時) (レス) @page19 id: 4fbb4af4cd (このIDを非表示/違反報告)
さなくさ - 最高っす！ゾさんの過去話がすげー好きです！ (2022年1月20日 19時) (レス) @page16 id: 37c7f9211e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクメ ノイル | 作成日時：2021年12月28日 23時
