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｢た、ただいま〜…｣
一応声をかけるけれど、家の中はシンと静まり返っている。
よし。誰もいない。
いや、なんで見つかっちゃだめなのかわからないけれど、なんとなく。
だってなんて説明したらいいかわからないでしょ。
山に落ちてた推しを拾ってきました、なんて言っても伝わらないに決まってる。
｢な、俺お邪魔しても大丈夫な感じ？｣
家のそばの茂みに隠れていた零さんは、いつの間にか私の近くに移動しているみたいで、近くから声が聞こえた。
大丈夫ですよ、と声をかけようと振り向いたところで、思ったより至近距離に零さんの顔がある事に気づく。
｢ち、ちか……近くないですか？？｣
｢あ？……あ〜わりぃわりぃ、な〜んかお前とだと距離感バグっちまうんだよな〜｣
調子狂うわ、とか言いながらガシガシ頭をかいてる。
いや、何、なに？？？
零さん、今のそのセリフ言われたらたとえ零さん担じゃなくても死ぬと思う。
私今溶けそう。
｢で、大丈夫か？その、俺が入っても｣
｢あぁ、はい。今は誰もいないっぽいので大丈夫ですよ｣
｢いやそれは……大丈夫……あ〜まぁいいや、ありがとな、んじゃお邪魔しまぁ〜す｣
なんで口ごもってたのかはよく分からないけどまぁいいか。
というか零さんやっぱり背高いな……。
暖簾でも押し上げるかのように戸の上部に腕をあてて、くっと頭を下げて玄関へ入ってる。
私なんか普通に入れるのに。
これは用心しないと零さん、頭ぶつけちゃうんじゃないかな。
額に傷なんかつけたら大変だ。
｢んで、どこ行きゃいーの？｣
｢えーっと、とりあえず私の部屋行きましょうか。2階にあるんですよ｣
こっちです、と階段に向かって歩き出すと、零さんが後ろを着いてくる。
さっきから思ってたけど、大人しく後ろをついてくる零さんってなんだか可愛い。
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さぁ - 今読んでいる夢小説の中で一番面白いお話だからどうか…どうか更新停止だけは…！（逆にプレッシャー））））） (2021年6月28日 14時) (
レス) id: c3d3801dc1 (このIDを非表示/違反報告)
なつ みさ(プロフ) - さぁさん» さぁさん感想ありがとうございます〜！励みになります！お楽しみいただけたようで何よりです:) (2021年5月12日 17時) (レス) id: fa0b2b2013 (このIDを非表示/違反報告)
さぁ - めっちゃ面白かったです！俺様零様すごく好きなのでずっとニヤニヤしながら読んでましたwwww更新楽しみにしてます！！ (2021年5月11日 22時) (レス) id: fd66046518 (このIDを非表示/違反報告)
なつ みさ(プロフ) - コフウさん» コフウさん、はじめまして。一気に読んでくださったんですね、お読みいただき嬉しいです！感想、応援ありがとうございます〜！すごく励みになります！更新頑張りますね！ (2021年3月10日 22時) (レス) id: f8c142696e (このIDを非表示/違反報告)
コフウ - はじめましてー！８話一気に読みましたが、すごく面白いです！これからも更新がんばってください、応援してます！ (2021年3月9日 23時) (レス) id: 16a5bce890 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ みさ | 作成日時：2021年3月2日 11時
