「第6話ー。美術は得意なんだよね〜。意外と」鶴蝶「初耳だ」 ページ7
Aside
「はぁー、
校内スケッチとか面倒ー」
そんなことを思いながら、適当に校内をぶらつく。
今日は(自分で言うのなんだけど)珍しく授業出席してるんですよ。
えっとー、
この2時間の間で書いてくればいいんしょ。
教室、、は、人が居そうだな、
そうすると、ふと生徒会室が目に入る。
あー、
生徒会室、誰もいなさそうだ。
チラッと鍵穴を見る
「あれ、鍵空いてる」
ちょーどいーじゃん
ガラガラ
扉を開けると、
勢揃いの生徒会メンバー。
ガラガラガラ
よし、別のところ行こう！
そう決断し、足速にその場を立ち去ろうとした。
鶴蝶「A、待て」
「えー、なんにも聞こえなーい」
鶴蝶「その反応は絶対聞こえてるだろ」
だから無視、、してるんだよ！
「いやいや、
勢揃いの生徒会メンバーとか見てないし」
鶴蝶「A、今暇だろ？」
え、スルー？
「なんで暇前提なの
今授業中だしー」
鶴蝶「なんの授業だ？」
「美術ー、
校内スケッチしてんの」
もう一枚描いたから終わってもいいんだけど。
鶴蝶「そのくらいなら生徒会室でもできるだろ」
だからその生徒会室に行きたくないんだよ。
分かってくれない奴だ。
「はいはい、分かったって
今何やってんの」
鶴蝶「只の雑談だ」
「なら行かなくてもいーじゃん」
鶴蝶「イザナに、呼んでこいと言われたからな。
それに、体育祭の最終確認もついでにしているからな」
「いや、なんで雑談だメインで言ったの。
体育祭の最終確認の方が優先順位たかいでしょ」
鶴蝶「それもそうだな」
、、、なんか気づいたら生徒会室前にあるんだけど。鶴蝶の会話術凄っ。
ガラガラ
明司「お、来たな」
「どなたですか」
明司「あれー？
俺一応学年主任なんだけどなぁ」
あれ、、なんかまじめに覚えてなかった。
「ちょっと知りませんねー」
明司「なんで、今まで何の関わりもなかったワカは覚えてんのに、学年主任を忘れてんだ？」
「え、今日ワカせんせーいるの？」
明司「おう、いるぞ。
今頃職員室で一服してんじゃねーのか」
「後で遊び行こ」
蘭「A今牛と仲いーの？」
「仲がいいとは、ちょっと違うかもしれませんね
あれは、、自分が一年の時の夏休みだったかな」
8→←「第5話ー、ハンマ先輩ラーメン奢ってくれるんだよ」鶴蝶「！？そうなのか！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：フィーネ | 作成日時：2021年10月18日 0時
