届かないキョリ (ページ7)

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ガチャ

「失礼します…」

椿「Aちゃんね！？」

「は、はい！」

着物を着たとても綺麗な人が走ってくる

椿「私は玉森椿よ。」

握手をしながら笑顔で話をしてくれる椿さん

「じゃあ玉森くんの！」

椿「そう！母親！」

「そう言われると目元が似てますね！
あと色白なところ！」

椿「そうかしら…？」

「はい！」

椿「あ！そんなことよりね…お母さんから聞いたわ！アメリカにいるんですってね！」

「私も今さっき置き手紙で知って…」

置き手紙を椿さんに見せると…

椿「麗ちゃんらしいわ！」

「お母さんを知ってるんですか？」

椿「私と麗ちゃんはね中学から大学までずっと一緒だったのよ。麗ちゃんはいつも急に決める人だったわ笑」

ニコニコしながら話す椿さん

「家帰ったら、家は売られてるし…」

椿「そうだったのね…。じゃあ今日からここがあなたの家よ！何か欲しい物とかがあったら言ってちょうだいね！裕太にでも言ってくれれば良いからね」

「はい。分かりました！」

椿「階段を登った2階の1番奥の部屋を使って？」

「分かりました！」

椿「私、女の子が欲しかったから娘が出来たみたいで嬉しいわ！」

「そうなんですね！」

椿「今日からよろしくね？」

「はい！お願いします！」

上手くやっていけそうな気がする！！