六本木最強はあの女。2 (ページ2)

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第48話ページ2

三途との任務を終え

そこらに転がっているような女からの連絡を返し

Aのいるレストランへと車に乗り向かう

眩しいくらいの街灯のならぶ街中に

相反した服装だがひときわ目立つAを見つける

が、しかしその隣には

彼女の腰に手を回した俺ほどではないが顔が整った男

「あ？」

今日の任務にあれをする必要ないはず

なら彼女の独断

そう判断した瞬間路肩に車を止め

徐に携帯を取り出し

竜胆に電話をかける

耳元で規則正しい電子音が鳴り出し

直ぐに弟の声が聞こえる

『あ、アニキ…？どうしたんだよ』

「どう言う状況か正直に答えろ？

　俺の彼女のはずの女が

　どっかの男とべっったりしてるとこ

　俺が見ちゃったんだけど？」

『ちがっ…アニキ！

　俺らが止める前に

　Aが勝手に行動しちゃっ「ふーん、そう」

「つまりアイツが自ら遊びに行ったんだ」

携帯を耳元から離し沸々と湧く怒りを感じる

携帯から竜胆と九井が言い合ってる声が聞こえ

一方的に電話を切った

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