９話 ページ10
ガロウは会場に着いてから始まるのをまだかまだかと待っていた。そこに緊張している様子はない。
他の受験生も別段緊張はしていないようだった。リラックスした状態で待機していると、背中に何かが当たった。
「あ、ごめん！ちょっと余所見してて当たっちゃった」
そんな声が聞こえたので振り返ってみると、そこには服がいた。ガロウはその浮いている服をすこし観察して、おそらく透明人間なんだろうという答えを出す。そんなことを思っていると、
「あ、あのー、そんなに胸見られると恥ずかしいんだけど……」
どうやら服を見ていたのを胸を見ていたと勘違いされたらしい。そしてすぐに言い訳をする。
「あーいや、服が浮いていたから不思議に思ってな。お前、透明人間かなんかか？」
「そうだよ！」
「そうか、だがその《個性》じゃこの試験ちょっと辛くねーか？」
「大丈夫だよ！やりようはある！」
どこが目なのかも分からないので、適当に頭がありそうなとこを見て話している。
「ま、がんばれよ」
そう言ってその場を後にする。そうするとすぐにプレゼントマイクの声がした。
『はいスタート！』
その後プレゼントマイクは催促するようにこう続けた。
「どうしたぁ！？ 実践じゃカウントなんざねぇんだよ！ 走れ走れぇ！」
その言葉に受験生はすぐさま走り出した。
それから約8分経過し、ガロウは《個性》と流水岩砕拳、旋風鉄斬拳を使い仮想ヴィランを倒していた。
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すっぱ梅 - むーちょさん» またまた感想ありがとうございます！ この後はまだ考え中なので、更新が遅くなります。よろしくお願いします。 (2018年12月24日 17時) (
レス) id: 2b9256e999 (このIDを非表示/違反報告)
むーちょ - 最高です！最高過ぎてやばいです！好きです！(( (2018年12月23日 19時) (レス) id: b644f9dd35 (このIDを非表示/違反報告)
すっぱ梅 - むーちょさん» 応援ありがとうございます！ 期待に応えられて、うれしく思います。 (2018年12月19日 20時) (レス) id: 2b9256e999 (このIDを非表示/違反報告)
むーちょ - ガロウかっこいいです(*´°`*)大丈夫ですよ！期待に応えまくってますから！これからも応援してます (2018年12月19日 18時) (レス) id: b644f9dd35 (このIDを非表示/違反報告)
すっぱ梅 - むーちょさん» 戦闘シーンは苦手なのでご希望にこたえられるかは微妙ですが、頑張って書こうと思います。 (2018年12月18日 20時) (レス) id: 2b9256e999 (このIDを非表示/違反報告)
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