１４話 ページ15
時は少しさかのぼる。
そこでは雄英の教師陣が合否の査定をしていた。
「実技総合成績でました」
「救助P0で一位とはなぁ！」
「対照的に敵P0で7位」
「アレに立ち向かったのは過去にもいたけど……ぶっ飛ばしちゃったのは久しく見てないね」
「思わずYEAH！ って言っちまったからなー」
ここでガロウの映像が映される。
「こっちの子に関してはぶっ飛ばすどころか頭砕いちゃったからね。初めて見たよ、こんなの」
「全体的に余力を残しながら戦ってたみたいだけど、アレと戦うために温存してたのか」
「《個性》の扱いもずば抜けてたが、技術が凄まじかったな」
誰もがその《個性》の練度と技術の高さに舌を巻いているとき、一人だけ違う反応をした人物がいた。
「あの動き、そしてあの眼、まさかこの少年は……！」
「オールマイト、あなたもこの子が気になるんですか？」
「ああ、相澤くん。この子の資料貰えるかな」
「ええ、いいですよ。ちょっと待ってください」
「もしかしてこの少年の名は風斬 我狼くん……じゃないか？」
「……ええ、そうですね。知り合いですか？」
「昔に一度だけ会ったことがある。眼がとても印象的な子だった。そして私がよくお世話になったヒーローの養子さ」
その言葉に周りの教員たちも耳を傾ける。
「あなたほどのヒーローが、お世話になった人物って誰ですか」
「君もよく知ってるはずだ。あの近接戦闘じゃ右に出るものはいないとされ、死してなお根強い人気を残す武闘派ヒーロー、シルバーファングさ」
「！！」
相澤だけでなく、周りの教員を衝撃を受ける。
「おいおいマジか！？」
「昔、メディアに養子を取った的なことを明言していたが……」
「でもそれならあの動きも納得がいく」
「No.2ヒーローエンデヴァーの息子に元No.3ヒーローシルバーファングの養子。そして敵Pで1位のやつと救助Pで7位のやつ。今年は粒揃いだな、オイ！」
それからしばらく時が流れ、雄英高校入学式当日がやってきた。
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すっぱ梅 - むーちょさん» またまた感想ありがとうございます！ この後はまだ考え中なので、更新が遅くなります。よろしくお願いします。 (2018年12月24日 17時) (
レス) id: 2b9256e999 (このIDを非表示/違反報告)
むーちょ - 最高です！最高過ぎてやばいです！好きです！(( (2018年12月23日 19時) (レス) id: b644f9dd35 (このIDを非表示/違反報告)
すっぱ梅 - むーちょさん» 応援ありがとうございます！ 期待に応えられて、うれしく思います。 (2018年12月19日 20時) (レス) id: 2b9256e999 (このIDを非表示/違反報告)
むーちょ - ガロウかっこいいです(*´°`*)大丈夫ですよ！期待に応えまくってますから！これからも応援してます (2018年12月19日 18時) (レス) id: b644f9dd35 (このIDを非表示/違反報告)
すっぱ梅 - むーちょさん» 戦闘シーンは苦手なのでご希望にこたえられるかは微妙ですが、頑張って書こうと思います。 (2018年12月18日 20時) (レス) id: 2b9256e999 (このIDを非表示/違反報告)
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